立命館大学
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挨拶を行う川口清史・立命館総長

館長懇話会の様子

安齋育郎・立命館大学国際平和ミュージアム館長の講演の様子

「私立大学図書館協会 2007年度西地区部会総会」開催

 6月15日(金)、朱雀キャンパスにて「私立大学図書館協会2007年度西地区部会総会」が開催された。
 私立大学図書館協会は大学図書館の改善発展を図ることを目的とし、2006年度現在の加盟校は496校で、私立大学の約91%が加盟している。西地区部会総会には106校、157名が参加した。
 川口清史・立命館総長および宝月誠・立命館大学図書館長より歓迎の挨拶の後、総会の議事に移り、昨年度事業報告、今年度事業計画等が承認された。総会後の館長懇話会では「これからの大学図書館はどうあるべきか−図書館の近未来像を探る−」をテーマに、参加大学の図書館長が意見交換を行った。その中でアンケートをもとに、利用者の来館を促す取り組みが重要であり、学生支援や学術情報の発信という従来の活動枠に留まらず、地域との連携や生涯学習支援の期待に応えるために実際に新たな活動に取り組んだ図書館の事例がいくつも紹介された。また、参加者は「図書館機能の活性化のためには、今後一層図書館長の専門的な視点とリーダシップが重要である」という意見を共有した。
 午後は、衣笠キャンパスの立命館大学国際平和ミュージアムに場所を移し、見学・講演会を行った。「過去と誠実に向き合う−立命館国際平和ミュージアムのこころ〜世界の平和博物館運動の現状と展望〜」と題した安齋育郎・立命館大学国際平和ミュージアム館長の講演会では、創思館カンファレンスルームが満員となった。安齋館長の生い立ちから平和ミュージアムの活動まで、聴衆を引き込む話術に会場は大いに沸き、最後には恒例のマジックの披露により騙されやすい人間の心と科学的なものの見方の大切さを説き、講演は終了した。
 その後、昨年11月京都精華大学と京都市が連携し開設された「京都国際マンガミュージアム」に移動。スタッフより説明を受けながら、紙芝居や『のらくろ』など懐かしい資料を手に取り、自由に館内を巡り総会は終了した。


<2007年6月20日掲載>