立命館大学
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学生の意見に耳を傾ける川口清史・立命館総長

会場の様子

第1回 「総長と学生のランチタイム・ミーティング」 開催

 6月5日(火)びわこ・くさつキャンパス(BKC)において、川口清史・立命館総長と学生とのランチタイム・ミーティングを開催した。本企画は川口総長が、学生から普段の大学生活に関する意見や質問、要望などに耳を傾け、学生実態を把握するとともに、その声を教学改善に活かす仕組みを構築することを目的とするもので、立命館大学では初めての取り組みとなる。今回は、教育サポーター(ES)と国際社会で活躍する人材養成特別プログラムで学ぶ経済・経営・理工・情報理工学部合わせて12名の学生が参加した。

 まず、川口総長が「様々な取り組みで活躍している学生たちが、普段の大学生活や授業についてどのように考えているかを聴く機会として、この会を開催した。学生にとって更に学びがいのある大学としていくために、ぜひ積極的な意見を聞かせてほしい」と挨拶を行った。

 次に、学生が大学生活において普段感じていることに関する報告を行った。その中で、「総合大学という点を活かし、さらに他学部受講の制度を拡充して欲しい」、「教員からの一方通行の授業が多く、もっと学生の声を聞いた双方向の授業をして欲しい」、「高校での受動的な学びから転換し、大学では主体的に学ぶ必要があると思う。そのことを意識させるよう1回生サポートを充実させて欲しい」といった本学の教学に対する要望が多く出された。
 また、オナーズプログラムに参加する学生からは、「このプログラムへの参加が、自分の将来についてじっくり考える良い機会になっている」といった感想が出された。ESからは、「自分が学んだこと・成長したことについて、後輩に伝えていきたい」、「授業におけるESの役割を明確にし、先生からも受講生に説明するなどの対応をお願いしたい」など、次々に積極的な意見が出された。
 その後の川口総長と学生の意見交換では、教学の仕組みや教員研修制度、大学施設に関する様々な質問や要望が投げかけられ、また川口総長から学生に今後の教学改革案について質問をするという場面も見られた。

 最後に、川口総長は「今日は実際に学生の生の声を聞くことができ、大変意義深かった。皆さんからの多くの意見は、私自身が考えていることに近いと感じた。皆さんの意見を今後の取り組みに反映させていきたい」とまとめ、第1回の「総長と学生のランチタイム・ミーティング」は終了した。


<2007年6月21日掲載>