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NEC SCHOTT コンポーネンツ株式会社代表取締役社長の
ラウパッハ・スミヤ・ヨーク氏

教室の様子

第4回アドヴァンスト経営学講演会シリーズ「異文化を乗り越えるリーダーシップ」開催

 7月6日(金)びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて、アドヴァンスト経営学講演会シリーズの第4回目を開催した。今回は、NEC SCHOTT コンポーネンツ株式会社代表取締役社長のラウパッハ・スミヤ・ヨーク氏を講師に招き、「異文化を乗り越えるリーダーシップ」をテーマに講演を行った。
 ラウパッハ氏は、まず冒頭に「異文化を味わおう」とシアトルのユニークな魚屋を紹介したビデオを上映。ラウパッハ氏はこれを通して、「仕事に向き合う」、「客を楽しませる」、「客と向き合う」、「心の持ち方を選ぶ」といった仕事をする上での大切な部分を、もっと日本人も持つべきだと強調した。また、「異文化の壁は国の壁、企業の壁…といろいろあるが、一番大きな壁は人間だ」と言及。NECとドイツ・SCHOTTが合弁会社を設立したとき、「80/20ルール」と名付けた自らが考えたルールに基づいて融合を図ったエピソードを披露した。その中でラウパッハ氏は、「企業の方向性を決めるとき80%はその国の風土に合うように考え、残りの20%で自分の経営者としての持ち味を出した」と語り、欧州流コンセプトを日本流に合わせる難しさと成功例を紹介した。
 会場では、就職活動を控える3回生や国際経営学科の1回生の姿が目立ち、熱心にメモをとる学生が多く見られた。

アドヴァンスト経営学講演会シリーズの詳細はこちら


<2007年7月13日掲載>