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学生と歓談する愛媛県の加戸守行知事

講義の様子

全国知事リレー講義第13回 愛媛県 加戸守行知事

 7月17日(火)衣笠キャンパスにて、「全国知事リレー講義」の第13回目を開催した。今回は愛媛県の加戸守行知事を迎え、「輝くふるさと愛媛づくり」を演題とし、講義を行った。
 加戸知事は、知事としては初の文部科学省出身。2007年1月の選挙で再選され、今期で3期目の就任となる。今回の演題は、その選挙時の加戸知事のスローガンでもあった。
 講義の中で加戸知事は、愛媛県の財政改革について、「この3年間で国からの地方交付税が減少し、財政難に直面している。しかし、公共事業の数を減らしたり、職員給与のカット、また、微々たることではあるが、県の書類などに民間企業の広告を載せることで収入を得るなどして、この状況を打開しようとしている」と話した。また、道州制議論については、「例えば4つの家族があれば、4つの家と、それぞれで生活に必要なものを揃えないといけない。しかし、それが1つの家に住むとなれば、全部1つで済むことになる。道州制についても同じことが言えるのではないか。今、四国の4県が各々で必要なものを揃えているが、必ずしも4県すべてで必要ではなく、共有できる部分もあるはず。このような行政を効率化させるという意味では、道州制議論は推進すべきだと考える」と述べた。

 今期最後の知事リレー講義ということもあり、会場の学生らは熱心に講義に聞き入った。

全国知事リレー講義の詳細は こちら


<2007年7月20日掲載>