立命館大学
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絵画を鑑賞する来館者

絵画を中心に約80点が展示されている

堂本印象美術館 企画展「アヴァンギャルドの全貌−Insho's 60's」開催中

 京都府立堂本印象美術館で立命館大学と京都府主催の企画展「アヴァンギャルドの全貌−Insho's 60's」を7月13日(金)から10月14日(日)までの間、開催している。

 およそ半世紀にわたる画業において、様々に表現技法を変貌させた堂本印象(1891〜1975)。風景画や人物画、仏画などの日本的な作風のかたわら、1950年代半ばから、日本画家としては斬新な抽象表現による作品を次々に発表した。今回は、その独自の挑戦が最も華やかに展開された1960年代をメインに、襖絵や陶芸、椅子、建物の内装デザインなど、絵画のみならず多彩な作品が約80点展示されている。
 自ら「新造形」と名付けた、形にできない美しさ、形態のないものへ追求した美は、主に流動的な線の交錯と華麗な色彩によって構成されている。これは、それまでの日本画の概念や形式を断ち切り、当時の画壇に新風を吹き込んだ。

 スタッフは「抽象画で描かれた寺院の襖絵などは普段あまり出会わないもので、海外でもたいへん注目された。日本画家らしく綿密に描かれている小下絵や、独特の色の組み合わせ方などを観るのもおもしろいので、この機会にぜひ来館してほしい」と話した。

堂本印象美術館のHPはこちら

開館時間/9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜日(休日の場合は翌日)
入館料/一般 500円(400円)、高大生400円(320円)、小中生 200円(160円)
  ※ ( ) 内は団体20名以上
  ※ 立命館大学の学生は入場料無料

<2007年7月20日掲載>