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佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏

会場の様子

映像学部開設記念講演会 シンポジウム
『地域を元気にする映像コミュニティ政策の現状と展望』開催

 7月5日(木)、衣笠キャンパスのアート・リサーチセンターにおいて、佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏を講師として迎え、映像学部開設記念連続講演会・シンポジウム「地域を元気にする映像コミュニティ政策の現状と展望」が開催された。

 武雄市は、ドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」のメインロケ地となった場所で、「佐賀のがばいばあちゃん課」を設置するなど独特な地域振興の手法で注目を浴びている。樋渡市長の講演にさきがけ、中村彰憲・映像学部准教授が、武雄市がテレビ局のプロの視点を使い、映像という手法を用いて住民に地域の良さに気づかせ、地域振興に向けての住民参加を促したということで、映像が持つ可能性を示す事例を紹介した。

 第1部の講演セッションでは、樋渡市長が「TVドラマ『佐賀のがばいばあちゃん』に見る地域振興〜草の根映像政策で紡ぐ地域アイデンティティ」をテーマに講演を行った。樋渡市長は、武雄市が、がばいばあちゃんを利用した地域活性化にどのように成功したのかを「佐賀のがばいばあちゃん課」設置や、武雄市PRを目的としたおばあちゃん7人ユニット「GABBA」の結成など、武雄市ならではの取り組みを通して紹介。そのオリジナリティーに注目されるが、樋渡市長は「オリジナリティーはたくさんの絵や映像を見ることで生まれる。つまり、やる気があれば誰でもオリジナリティーのある作品を作る事ができる」と話した。
 第2部は「高度ITC時代における地方自治と映像の役割」をテーマにディスカッションが行われた。第1部での市長の講演を受け、学生からも様々な質問が飛び出した。
 
 会場に訪れた聴衆は、熱心にメモを取りながら講演に耳を傾けた。

映像学部のHPはこちら


<2007年7月18日掲載>