記念撮影の様子
本郷副総長より参加者へ修了証が手渡された |
京都歴史回廊文化塾 夏期集中講座「しばし京都人」盛況のうち終了!
7月20日(金)、京都歴史回廊文化塾 夏期集中講座「しばし京都人」最終日のプログラムが開催され、まず衣笠キャンパス創思館カンファレンスルームにおいて、本郷真紹・立命館副総長による「平安京と寺院」と題した最終講義が行われた。
講義では、古代・天平期における寺院建立の意義や経緯、平安期以降の寺院観の変質、桓武天皇の生い立ちや宗教観から平安仏教成立を導くまでなどをわかりやすく解説。熱のこもった講義が繰り広げられた。
続く修了証授与式では、今回の全プログラムに参加した17名の受講者に、本郷副総長から一人ひとりに修了証と、初日に記念講演を行った浅田次郎氏のサイン本「輪違屋糸里 上・下巻」が手渡された。
その後、参加者らは、陪審法廷・末川会館メモリアルルーム・立命館大学国際平和ミュージアム・堂本印象美術館や印象の居宅を見学し、プログラムは終了した。
7月18日(水)から3日間の日程で開催された文化塾の受講者はのべ500名にのぼり、アクティブシニア層の向学心と、自国の文化・歴史に対する関心の高さを物語った。また、参加者からは「京都を中心とした自国の文化や歴史に触れ、まとまった知識を得た達成感がある。今後もこのような体験学習の場の提供を期待したい」という声も多数聞かれた。
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<2007年7月27日掲載>
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