Ritsumeikan News
  立命館ニュース

産学官連携推進会議


2002年6月15日(土)・16日(日)の両日、内閣府、日本経済団体連合会、日本学術会議の主催で、国立京都国際会館において、「第1回産学官連携推進会議」が開催された。

これは産学官連携の推進を担う第一線のリーダーや実務者等を中心に研究協議、情報交換、対話・交流の機会を設けることにより、産学官連携の飛躍的推進と新技術・新産業創出の加速を図る目的で実施された。

企業の経営者や技術担当者、大学の学長や教職員、官公庁や自治体職員など、2日間延べ約6,000名が参加、本学からも長田総長以下、私立大学では最多の59名の教職員が参加した。

会議は、尾身幸次科学技術政策担当大臣、奥田碩日本経済団体連合会会長、吉川弘之日本学術会議会長の挨拶に始まり、尾身大臣の基調講演、リタ・ネルソンMIT・TLO所長、ゴードン・バインダー前アムジェン社会長、中村修二カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校教授の特別講演、「大学発ベンチャーの育成」、「IT」、「ナノテク・材料・製造技術」といった分科会でのパネルディスカッション、各大学のブース展示等、充実したプログラムが繰り広げられた。「社会基盤(都市防災等)・宇宙・海洋」のパネルディスカッションでは、本学の土岐憲三理工学部教授が主査(議長)を務め、活発な議論を展開したほか、本学マイクロシステム技術研究センターの展示ブースには多くの方の関心が寄せられた。

本学としてもこの会議を一つのステップに、産学官連携活動の一層の推進に取り組んでいきたい。