Ritsumeikan News
  立命館ニュース

立命館大学国際平和ミュージアム特別展「百年の愚行」開催中




11月21日(木)からびわこ・くさつキャンパス(BKC)エポック立命21で、立命館大学国際平和ミュージアム特別展「百年の愚行」が開催されている。

人類は20世紀、科学技術と産業の飛躍的な発展を遂げた。しかしその裏では、大量生産、大量消費や自然破壊、大気・水質汚染そして戦争や核実験などあらゆる破壊と「愚行」を重ねてきた。会場には、それらの「破壊と愚行」を象徴する数多くのリアルな写真と、過去を振り返り、21世紀を見据えた英・日本語で書かれたエッセイが展示されている。
 
草津市内から訪れた夫婦は、「新聞で知り、来た。一番印象的なのはやはり戦争関係の写真。戦後生まれだから生々しい写真には、想像を絶するものがあるが、むごいとかかわいそうとか人並みな言葉しか出てこない。」と語った。

来場者が最も関心をよせているものの1つは、戦争の展示である。広島、長崎への原爆投下の写真をはじめ、収容所の痩せこけた犠牲者たちが物のように無造作に重なり、横たわっている姿。また、地雷で両足をなくした少女。戦後黒人差別に長く苦しんだ人々の様子。さらにこれらに関連して、貧困から栄養失調となり餓死寸前の状態の赤ん坊や子供たち。すがるような目で食事の配給を求める様子や、一本の棒のようにのびる骨と皮だけの人間の腕。これらは過去ではなく、現在の実状でもある。
 
展示を通して、私たちが忘れてはならない過去を顧み、現実を見つめ、今後私たちとその子孫が生きていくために何をしなければならないかを考えさせられる。また人間、自然、動物の共存関係が成り立つ、21世紀の平和社会を考えるきっかけともなる。同時にそれは、この展示を主催するにあたっての願いでもある。
 
特別展は12月20日(金)まで、毎日9時〜16時30分(入場は16時)。なお、本学学生は無料。
また、11月29日(金)16時より、BKCプリズムハウス 101号教室にて、この展示に関連する記念シンポジウムが開催される。
  
詳細は、こちら