Ritsumeikan News
  立命館ニュース

連続講演会<21世紀・知の潮流を創る パート2>第二シリーズ
第3回「正義とケアー個人の中の公共」開催




12月11日(水)連続講演会<21世紀・知の潮流を創る パート2>「正義とケアー個人の中の公共」が創思館カンファレンスルームにて行われた。講師は本学政策科学部の教授後藤玲子氏。

今回は「公共政策(ルール)は、時間的にも空間的にも遠く離れた人々に広く影響を及ぼす可能性があり、異なる多様な諸個人の個別性に配慮した公共政策の構築に向けて、<正義>の視点と<ケア>の視点を結びつけるための方法を考察すること」をテーマに講演され、約90名の参加者は熱心に聞いていた。

引き続きコメンテーターとして国際関係学部 西川長夫教授、政策科学部 立岩真也助教授を交え、質疑応答の場が設けられた。

本連続講演会は2003年4月開設に向けて設置認可申請中の大学院「先端総合学術研究科」開設準備企画として、本研究科の趣旨に沿ったテーマで開催している。