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2003年度政策科学部「全国知事リレー講義」
第5回 茨城県 橋本昌知事による講義



5月20日(火)、衣笠キャンパスにて、茨城県の橋本昌知事による「全国知事リレー講義」が行われた。今期第5回目となる今回は「地域まだら模様と茨城Dream」と題して講義された。
 
知事はグローバル化と少子・高齢化が進む中、地域間競争が激化すると述べた上で、今後の茨城県の展望を豊富な資料を交えながら語った。講義のはじめに、労働者の減少や海外生産比率の上昇など、地方が直面する課題に触れ、その上で県の経済指標を示すデータの多くが全国ランキング15位内に入っていることや東京近辺の消費地域に近いことなどを例に挙げながら、県経済の発展の可能性を示した。

さらに最近の取組みとして、「発展を加速させる政策として、新しい道路計画や情報インフラの整備、つくば・鹿島などの特区事業の推進などを行っている」ことを紹介。特に研究都市であるつくばに、研究者間交流や起業家と研究者の交流の場を設けるなど、科学技術を通した発展を目指していると強調した。講義の最後には、国家行政の硬直化などの問題点も指摘、知事の講義からは、国と地方の関係を見据えた上での県政を進めていることがうかがわれた。

受講した政策科学部4回生の仲井君は「講義の中で茨城県の良い所が伝わってきた。構造改革特区でもあるつくばや農業生産の優位性、立地を考えると将来性のある県であることがわかった」と話した。

本講座は2002年度から開講されており、今年度は20余名の知事が講義を行い、昨年度とあわせ全47都道府県の知事が講義を行う予定。なお、講座開講にあたり、読売新聞大阪本社のご協力を得るとともに、全国知事会議や出版社「ぎょうせい」など、多方面のご支援をいただいている。

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