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2003年度政策科学部「全国知事リレー講義」 |
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6月10日(火)、衣笠キャンパスにて、全国知事リレー講座が行われた。今期第8回目となるこの日は、高知県の橋本大二郎知事が講義された。 知事は、三位一体改革の税財源の見送り問題について切り出し、今後の国と地方の関係見直しの重要性について、高知県を舞台にした場合の県税収支等について例を上げながら説明した。また、1・5車線道路改良や高知県が独自で課税する森林環境税について、84%が森林地帯という高知県の特徴を説明しながら独自の取り組みをアピールした。 さらに、これからの地方自治は、地場・行政・地域の現場において「経営」という発想が重要であることを強調し、高知県南国市の捕鯨業から輸出用ライフル銃へ転換した企業の事例や、高知県須崎市の鍋焼きラーメンの事例について紹介しながら、付加価値の高い情報を提供していく姿勢が重要であるとした。この際、経営品質を高めるために、県職員が地域のニーズや環境の変化に的確に対応できるよう、能力開発型の人材育成に取り組んでいることを取り上げ、これからは職員自身がキャリアデザインをし、最終的に各地域事情に基づく自治育成に取り組む態勢ができる、そのための県庁改革を押し進めていることを強調した。 講義の最後には、「これからの大学生には地域についてもっと関心をもってもらいたい。その一つの取り組みとして、知事のそばでインターンシップという取り組みを2000年から春・夏と毎年開催している。ぜひ多くの学生の皆さんに参加して頂き、私の仕事を見て、地方自治への関心を高めて頂きたい」と話し、豊かさの中で政治に無関心の学生が増えていることへの対策を、知事自ら率先して練っていくことも重要であるとした。 講義後、多くの学生が教室を出る知事を囲み、熱心に質問をする姿が見られた。中でも今秋に向けて知事が取り組む「大学生による手作り政策づくり」への質問が多く寄せられ、インターンシップへの参加希望者も早速知事に直接出願を申し出ていた。そんな学生らの姿を見て、知事は、「大学生の頃に大教室で講義を受けたことはあったが、自分が大教室で、しかもこんなに大勢の若い学生さんの前で話すのは初めての機会でずいぶんと緊張しました。」と感想を述べられた。 2003年度 前期セメスターの講師と講義テーマはこちら(政策科学部のページへ) |