入学式の様子
 
長田豊臣総長による式辞
 
 
2004年度立命館大学・大学院入学式挙行
 
 4月1日(木) 、大阪ドームにおいて「2004年度立命館大学・大学院入学式」が行われた。今年は昨年までの府立体育館から場所を変え、大阪ドームにての挙行となった。2004年度より新たに開設した情報理工学部、法務研究科(法科大学院)などの立命館大学の学部と大学院をあわせ、約9,000名の新入生を迎えた。

 第1部では在学生の課外自主活動団体による新入生歓迎イベントが行われた。ジャズバンド部の演奏をバックに四季をテーマに立命館大学の行事や学生の活躍などが紹介され、フェンシング部やバトントワリング部による実演、また、今年1月のライスボウルで2年連続日本一に輝いたパンサーズがステージに登場した。また、産業社会学部4回生の倉木麻衣さんがVTRで新入生にメッセージを送るなど、華やかなイベントが行われた。

 第2部の冒頭では、大分県別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)から、生中継によりカセム学長から新入生へメッセージが送られた。引き続いて入学式典が行われ、長田豊臣総長は式辞の中で「大学の門をくぐった皆さんは、これから知の創造に加わることになります。伝承されてきた知恵をあらためて引き受け、その知識を人間と人間の共生、また人間と自然の共生のために伝承していくことが皆さんに求められています」と述べた。新入生代表挨拶の佐藤星麗奈さん(経営学部新入生)が「ここにいる新入生はあらゆる可能性と希望に満ちた小宇宙です。それぞれの小宇宙が他をも照らすような輝きであり続けたい」と、これからの大学生活への期待に満ちた挨拶をし、式典を締めくくった。

 入場者数は新入生、父母、来賓、校友などをあわせて18,000名と非常に盛大なものとなり、新入生には強く印象に残る1日となった。
 4月2日からは、京都および滋賀県の各キャンパスで本格的な大学生活がスタートする。