開館記念式典の様子
 
.テープカット式
 
 
立命館大学BKCインキュベータが開館
 
 大学の知的資産を活用した新事業の創出・育成などを目的とする立命館大学BKCインキュベータが10月4日(月)開館した。独立行政法人中小企業基盤整備機構が整備した全国14のベンチャー支援施設の中で大学キャンパス内に設置されるのははじめてのケースとなる。

 開館記念式典で来賓挨拶に立った長田豊臣総長は、「BKCインキュベータが、新しい時代を切り拓く起業家精神に満ちた人材を生み出す拠点となっていくことを期待しています。日本一のキャンパス・インキュベータとして成功するよう生命を吹き込んでいきたい」と語った。

 その後、長田豊臣総長、川本八郎理事長、國松善次滋賀県知事、伊庭嘉兵衛草津市長、福水健文近畿経済産業局長、鈴木孝男中小企業基盤整備機構理事長によるテープカット式が執り行われ、新産業創出の新たな拠点誕生を祝った。

 同施設は、鉄骨3階建、延べ床面積1700u、研究室やオフィスなど合計30室の建物で、すでに19社の入居が決まっている。