覚書の締結
関係者一同
大連市と学術交流に関する覚書を締結
2004年11月18日(木)、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)において、大連市と立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)との間で学術交流に関する覚書が締結された。この覚書調印には、大連市から、夏徳仁市長、張軍秘書長ら5名が来校し調印式が行われた。
立命館から挨拶に立った長田豊臣総長は、夏徳仁市長が東北財経大学の学長として8年前に来学してくれたことの御礼と、その後の研究協力が積極的、実質的に進んだことを、舞鶴市や大連市を含む東北アジアの共同研究を例にあげて報告し、今回の覚書締結により、国際的な産学公連携を推進し、将来は一段と進んだ連携としたい、と述べた。
これに対して夏徳仁市長は、東北財経大学学長として立命館大学とは密接な関係になり、その後自分自身が遼寧省副省長や大連市副市長となっても松野周治教授たちとはずっと緊密な関係を続けさせていただいた。今回の覚書を締結した背景として、立命館では「官産学」の連携が進んでいること、立命館のアジア太平洋地域に関する取り組みを高く評価していること、最後に個人の思いもある、と述べ、これにより国境を越えた「官産学」連携を進めて、東アジアの発展に貢献したい、と意欲を語った。
式場では、舞鶴市長からの祝電も披露され、今回の締結の影響力の大きさがうかがわれた。
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