展覧会の様子
貴重な作品を見る観覧者たち
アート・リサーチセンターで「中世の聖教と紙背 〜写経は神仏をかけめぐる。」を開催中
2004年11月1日(月)より、立命館大学 アート・リサーチセンター1階展示室で、立命館大学21世紀COEプログラム「京都アート・エンタテインメント創成研究」のサブプロジェクト「真言密教を中心とした聖教世界の研究」の研究成果の一端として、立命館大学出身の故・藤井孝昭氏が生涯にわたり集めたコレクションである財団法人藤井永観文庫に収蔵されている中世の密教資料を中心に、「中世の聖教と紙背 〜写経は神仏をかけめぐる。」が開催されている。
この展覧会では、紙背に醍醐寺僧の深賢書状や憲深書状が収められている「普賢延命鈔」や「白氏文集」などが収められている「現図曼荼羅四角八葉事」をはじめ、鎌倉時代に制作された「釈迦十六善神像」「光明曼荼羅図」などの仏画、重要美術品に指定されている明恵筆「護身法事」、「紺紙金字般若心経(足利氏満経)」など、平安時代から室町時代にかけての初公開作品を中心に大変貴重な作品ばかり21点を公開している。
展覧会は、11月1日(月)から19日(金)9時半から17時(入館は16時半)まで。観覧者には、展示品の写真と解説が載せられた図録が無料で配布されている。
詳細は
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