ソーラーカーの説明を聞く生徒たち
ロボットを動かして風船を割るレースを体験
草津市立玉川中学校の一年生100人がBKCでの理科体験授業に参加
2004年11月9日(水)、草津市立玉川中学校の一年生100人が、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)において理科体験授業に参加、立命館大学生の説明・指導によるロボット実演やソーラーカー、液体窒素の実験を体験した。
ローム記念館を会場に行われた体験授業では、100人の生徒を3つのグループに分け、それぞれ「競技会エントリーロボットによる実演」(協力:理工学部金岡克弥講師とロボット技術研究会)、「太陽光発電と光電とソーラーカー」(協力:理工学部小松康廣教授とEVレーシングサークル)、「液体窒素を使った実験」(協力:理工学部中田俊隆教授と物理科学研究会)の3分野の理科実験や実演を体験した。
「競技会エントリーロボットによる実演」では、生徒らがロボットを動かして風船を割るレースを体験、まっすぐに進まないロボットの操作に苦労しながらも、風船が割れると生徒らから歓声があがった。
「太陽光発電と光電とソーラーカー」では、学生による太陽光発電やソーラーカーの説明を聞くとともに、手動による人力発電を体験した。
「液体窒素を使った実験」では、風船や花を液体窒素につけるとどうなるかの実験が行われ、生徒らは極低温の不思議な現象に驚いていた。
今回の取り組みは、滋賀県理科教育推進事業「未来の科学者を育め事業」の一環として実施されたもので、これまでに近江八幡市立馬渕小学校と大津市立真野小学校の児童もBKCでの理科体験授業に参加しており、今回で3回目となる。本学では草津市や滋賀県教育委員会との包括協定を締結するなど、地域貢献を重要課題に位置付けていることから、こうした地域からの要請に積極的に応えることとした。
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