ロームの製品であるIC(集積回路)チップやLED(発光ダイオード)などの半導体の展示
来場者はドリンクやポップコーンなど片手に見学
第5回 ロームフェア 開催
2004年11月16日(火)〜18日(木)まで、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)ローム記念館において、「第5回ロームフェア」が開催されている。
ロームフェアは、半導体メーカーであるローム株式会社が「学生の皆さんに、普段なかなか目にすることのないロームの製品に触れてもらいたい」と企画。2000年よりVLSI(超大規模集積回路)開発で提携する立命館大学とのタイアップで開催され、今年で5回目を迎える。
会場では、ロームの製品であるIC(集積回路)チップやLED(発光ダイオード)などの半導体が、携帯電話やDVD,デジタルカメラなど、電子機器のどこにどのように使われているのかをわかりやすく展示。パネルを使った詳しい機能や仕様の説明とともに、実際に動かして遊べる簡単なおもちゃなども用意され、楽しみながらローム製品に触れることができる。また、ローム株式会社の採用情報について説明するリクルーティングコーナーなども設置されている。
昨年は、4,500名もの来場者が訪れたという大好評のこの企画。今年も、初日約2時間で既に400名の来場を記録するほどの盛況ぶり。無料でフードサービスも提供され、来場者はドリンクやポップコーンなど片手に興味深げにパネルや展示を覗き込んでいた。「どこに使われているか中身が見えてきて面白い。学部の勉強にも関係あるので、関心があります」と理工学部 電子光情報工学科 1回生学生が語ってくれた。
また、開催1日目の16日には、立命館大学の学生に混ざって高校生の姿もあった。授業の一環で来場したという立命館高校2年の後藤哲平さんは「商品を見ても、中身は分解しないと見えないのでとてもおもしろい。現在、高校のSSP(スーパーサイエンスプログラム)に在籍しているのですが、こうやって最先端の技術に触れることで、今後の進路選択にも役立ちそうです」と話していた。
開場は午前11時〜午後6時まで、ローム記念館1階ロビーにて。入場無料。
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