シンポジウムの様子
ジャーナリスト財部誠一氏
公開特別シンポジウム『ベンチャーと産学連携で未来を拓く』開催
2004年10月30日(土)、立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(BKC)プリズムホールにて、公開講座「ベンチャービジネスの未来」の公開特別シンポジウムが行われた。この公開講座は、新規事業創出促進に向けた取り組みの一環として、株式会社滋賀銀行ならびに立命館大学経営学部が実行委員会を組織し、県民参加の公開講座として開催されており、今回は『ベンチャーと産学連携で未来を拓く』をテーマに公開特別シンポジウムとして行われた。
第1部では、ジャーナリストの財部誠一氏による基調講演が行われ、滋賀県の経済状況、日本経済の状況に触れつつ、聴講生に向けて、ベンチャーを目指すために必要なもの、大切な想いについて講演された。
第2部では、黒木正樹氏(立命館大学BKCベンチャーインキュベーション推進室長)のコーディネートにより、財部誠一氏、辻理氏(株式会社サムコインターナショナル研究所代表取締役社長)、田紘一氏(株式会社滋賀銀行取締役頭取)、川村貞夫氏(立命館大学副学長・BKC担当)によるパネルディスカッションが行われた。大学発ベンチャーの育成や産官学金の連携の必要性、今後の展開について、様々な角度からディスカッションがなされた。
当日は、雨にも関わらず約800名もの学生や一般参加者が会場を埋め尽くし、受講生は「この講座を受けてベンチャー企業に興味がわき、各界の方の貴重な意見を聞くことができた」などと感想を語っていた。
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