研究奨学金で1名、奨学金で5名が受賞した
 

記念撮影の様子
 
 
2004年度岡本行夫奨学金・研究奨学金授与式を挙行
 
 2005年3月21日(月)、立命館大学衣笠キャンパスにて「2004年度岡本行夫奨学金・研究奨学金授与式」が行われた。

 この奨学金は、本学客員教授である岡本行夫氏の寄付金によって設けられた奨学金で、外交や平和、国際協力など現代国際社会の諸問題をテーマに研究している論文や研究を支給の対象としている。2004年度は1名の研究奨学金受賞者と5名の奨学金受賞者が選ばれた。

 式の中で長田総長は、本学の研究活動について「COEとして採択されるなどの成果をあげているが、一番大事なことは、研究者を育てることにある。今後も素晴らしい研究を続けてほしい」と述べ、受賞者を激励した。また岡本行夫教授は「研究活動では、頭の中でシナリオを描くことが大事である。ひらめきや直感をシナリオにつなげていく情熱を持ってほしい」と研究に対する姿勢について語った。

 受賞者の千氏(政策科学研究科博士課程1回生)は、「自分の研究がこの奨学金に採択されて、大変感謝している。より充実した研究を行いたい」と語り、岩田氏(国際関係研究科修士課程2回生)は「論文で扱ったテーマを解決していけるよう励みたい」と意気込みを語った。