学生による踊りの披露
マレー・インドネシア語ウィークの様子
立命館アジア太平洋大学「言語ウィーク」開催
6月13 日(月)から17日(金)にかけて、立命館アジア太平洋大学(APU)にて、およそ1ヶ月にわたる言語ウィークの最後を飾るイベントとしてベトナム語ウィークが催された。APUでは、アジア太平洋の言語を学びながら、その地域の文化・伝統の知識をより深く知るため、中国語、韓国語、マレー語・インドネシア語、スペイン語、タイ語、ベトナム語の6言語の授業を開講している。言語ウィークには、これらのアジア太平洋の言語を母語とする学生や現在履修中の学生達が協力し、それぞれの言語と文化を紹介するイベントが行われる。多文化を体験できることはもちろん、新入生がAPUで学ぶ言語を選択するきっかけの一つにもなっている。
6月16日(木)、ミレニアムホールでは、色とりどりのアオザイ(ベトナムの民族衣装)を着た学生が、訪れた人々を魅了した。サイゴンの観光の歌である「リエン・クク・サイゴン」やベトナムのドンタップ県の歌である「クク・カードン・タップ」などのベトナムの歌が歌われ、続いて、傘をもった男性と鮮やかな衣装をまとった女性によるベトナムの田舎のダンス「ドン・カー・クェ・ホン」、ギターの弾き語り「ムア・ホン」など、完成度の高いパフォーマンスが披露された。また、ベトナムに関するプレゼント付クイズなど、観客との交流を図る催しも行われた。
最後に、「トイ・チャング」というファッションショーや「チョン・コム」という太鼓を使ったベトナム北部の踊りが披露され、大盛況の中、幕を閉じた。
また、すべての言語ウィークのフィナーレを飾るイベントとして、6月17日(金)にスピーチコンテストが行われ、学生がこれまで学習してきたAP言語(アジア・太平洋地域言語)の成果を試す絶好の機会となった。
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