ゲルト・エンゲルス氏
 

学生とのディスカッション
 
 
立命館大学セントラルアーク開館記念
ゲルト・エンゲルス氏トークショー開催
 
 6月16日(木)びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて、セントラルアーク開館記念行事の一環として、ゲルト・エンゲルス氏を招いてのトークショーが開催された。エンゲルス氏は、横浜フリューゲルス、京都パープルサンガ監督を経て、現在は浦和レッドダイヤモンズコーチとして活躍中である。

 本イベントは2部構成になっており、第1部ではポスター写真展「サッカー・世界の共通語」が開催されているエポックホールにてトークショーが行われた。「学生の意見、質問に答えていきたい」というエンゲルス氏の希望から、トークショーは質問形式で進められた。会場には、経営学部や産業社会学部、文学部など様々な学部の学生が集まり、活発な質疑応答が行われた。また、エンゲルス氏は監督と選手のコミュニケーションの大切さについて強調し、氏の指導理念がうかがえた。エンゲルス氏は多くの質問に笑顔で答え、会場は終始なごやかな雰囲気に包まれていた。

 第2部ではBKC所属のサッカーサークルから多数の学生が参加し、エンゲルス氏を交えてサッカー技術に関するディスカッションが行われた。学生からは「日本で注目すべき選手は誰ですか?」や「試合中は何を考えていますか?」など、練習、試合の経験から生じる悩み、疑問など様々な質問が投げかけられ、エンゲルス氏は一つ一つ丁寧に答えていた。参加した学生は熱心に耳を傾け、今後の活動の参考にしたいと意欲を見せていた。