岡本行夫客員教授
講演会場の様子
立命館客員教授連続講演会「日中友好は可能なのか」
5月31日(火)、衣笠キャンパスにて、岡本行夫客員教授(外交評論家、立命館大学客員教授、前総理大臣補佐官)による第2回立命館客員教授連続講演会が開催された。「日中友好は可能なのか」と題し、日本を取り巻く国際情勢の厳しさをテーマに講演された。
岡本客員教授は、中国の経済発展の現状や軍備の規模について説明され、経済、安全保障上、中国と上手につきあっていくことがこれからの日本にとって最重要課題であると講演した。加えて、最近、歴史教科書問題や靖国問題などで、日中関係はこれまでにないほど悪化している点を指摘し、その上で、問題解決には時間を要すが、長期にわたって対話をくり返していく必要があると訴えた。
会場には200名超の学生が集まり、中国からの留学生からも質問が出され、岡本客員教授との積極的な意見交換が行われた。
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