セミナーの様子
Chris Summerville講師によるレクチャー
2005年立命館大学英語教育夏季セミナー 開催
8月1日(月)〜8月5日(金)の5日間、衣笠キャンパスにて「2005年立命館大学英語教育夏季セミナー」が行われた。このセミナーは、現職の小学校・中学校・高等学校の教員(主として英語担当)を対象に2002年より開かれている。当セミナーでは、総合的学習時間の導入や国際化の中で、現在教育現場で求められている多様な英語教科教育や授業運営、新しいマルチメディア教材の作成方法などの分野について集中的に学ぶためのカリキュラムが組まれている。セミナーには、多くの現職教員が聴講に訪れた。
セミナーでは、本学の外国語常勤講師から、教材として使われている教科書の活用方法や取り扱われる題材の選定方法について、実際の使用例を挙げながら画期的な教授法がレクチャーされた。環境問題をはじめとする社会問題など、生徒にとって難しいテーマに興味をもたせ、学習のモチベーションを上げていくためには、工夫した教授法が求められる。学習を強要するのではなく、生徒を常に応援し、生徒が快適に学べる英語環境をつくり、その中でグループやパートナーシップ活動を行うことが大切であると語られた。
セミナーを受講した公立中学校教員、清水敦子さんは「当講義を通して様々な授業づくりのヒントを得ることができた。今後の授業づくりに生かしていきたい」と感想を述べた。
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