グループ学習の様子
APUの学びを体験する参加者たち
APUサマーキャンプ 開催
7月30日(日)・8月1日(月)の2日間、立命館アジア太平洋大学(APU)にて、「APUサマーキャンプ」が開催された。APUサマーキャンプは、日本全国から意欲あふれる高校生が集い、APUの学生たちと共に、社会の諸問題に対する理解を深め、その未来を考察する学習合宿プログラムであり、今年で6回目を迎える。
130名以上からの応募の中から選ばれた高校生72名は、アジア太平洋学部、アジア太平洋マネジメント学部の教員による講義、APU学生による「学修技法セミナー」の受講後、グループに分かれ、学習を行った。各グループには、APU学生がTA(ティーチングアシスタント)として参加し、議論の進め方をはじめ、図書館やインターネットでの調査の仕方、プレゼンテーションの効果的な方法など、各グループの活動をサポートした。参加者たちは、自ら課題を発見し、調べ、まとめ、発表する過程に熱心に取り組み、学習は深夜まで及んだ。
学習プログラムの途中には、APU学生の大学生活に関するプレゼンテーションも披露され、高校生は学生たちの話に熱心に聞き入っていた。
最終日のプレゼンテーションでは、予選会を行った後、3グループが決勝戦に臨み、「異文化間コミュニケーション」「メディアリテラシーの重要性」「コンビニエンスストアの経営戦略」について発表した。20分間の発表の後には、それぞれ質疑応答の時間が設けられ、サマーキャンプ参加者やTAから、率直な意見や質問が出された。
発表後に行われたフェアウエルパーティーで各賞が発表されると、感極まった参加者の中には、涙を流す者もいた。
このサマーキャンプにより、参加者はAPUの学びを実感し、入学後の学習を一足先に体験する機会となった。
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