李東翔・中華人民共和国駐日大使館公使参事官
講義の様子
特別講義「中国の高等教育の改革と発展」開催
12月1日(木)、衣笠キャンパスにて李東翔・中華人民共和国駐日大使館公使参事官(国際関係学部客員教授)が「中国の高等教育の改革と発展」をテーマに講義を行った。
講義では中国での教育の現状、高等教育の改革と発展、新たに直面している情勢、高等教育機関の任務などが説明された。李教授はさまざまな国家プロジェクトを紹介し、エリート教育から大衆教育への転換をアピールした。
また李教授は、教育における日中間の提携についても触れ「教育の交流を通じて両国の協力、相互理解を促進していきたい」と語った。中国人留学生からは中国私立大学の未来やキャンパス内のサービス向上などについて質問があり、李教授は一つ一つ丁寧に答えていた。
講演終了後、文化交流論の講義で中国について学んでいる大久保文さん(法学部3回生)は「大使館の方を見るのは、政治問題についてコメントされている時くらいなので、今日は日本を尊敬し、中国を良くしようとしている情熱的な姿を直接見ることができて感動した」と感想を述べた。
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