世界遺産保護国際セミナーの様子
国内外の専門家や自治体関係者を中心に
約100名が参加した
世界遺産保護国際セミナー開催
12月14日(水)、キャンパスプラザ京都において、立命館大学歴史都市防災研究センター主催の世界遺産保護国際セミナーが開催された。本セミナーには国内外の文化遺産防災の専門家、地方自治体関係者を中心とした約100名が参加した。
セミナーは、長田豊臣立命館総長の挨拶の後、イコモス世界遺産センターで世界文化遺産の登録を担当され、歴史都市防災研究センターの2004年度叢書「建築遺産の保存 その歴史と現在」の原著者であるユッカ・ヨキレット博士による特別講演が行われた。その後パネルディスカッション「文化遺産保護と危機管理」では、土岐憲三立命館大学歴史都市防災研究センターセンター長、ユネスコパリ世界遺産センターの市原富士夫氏、韓国文化庁の崔炳夏氏、イラン文化遺産専門家のアジール・ヨキレット氏、インドデリー大学・立命館大学客員研究員ロヒト・ジギャス氏から報告がなされた。各報告後には活発な議論が行われるなど、意義深い内容のものとなった。最後に、土岐センター長から本セミナーへの展望、激励の言葉があり、幕を閉じた。
共催:日本イコモス国内委員会、日本ユネスコ国内委員会
立命館大学防災システム研究センター
後援:文化庁・京都府・京都府教育委員会・京都市
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