駐大阪・神戸アメリカ合衆国総領事館の
ダニエル・R.ラッセル総領事
教室の様子
2005年度連続講義「国際社会の中の日本と関西〜関西駐在外交官の視点」
第10回目「日米関係はなぜ重要か」
12月9日(金)、衣笠キャンパスにおいて、国際関係学部連続講義「国際社会の中の日本と関西〜関西駐在外交官の視点」の第10回が行われ、駐大阪・神戸アメリカ合衆国総領事館ダニエル・R.ラッセル( Daniel R. Russel)総領事が「日米関係はなぜ重要か」をテーマに講義した。
総領事は、先日のブッシュ大統領の訪日の際の総領事館の役割などのエピソードも紹介し、終始ユーモアも交えながら、日米関係の重要性について、日本語で講義した。
学生との対話を重視する総領事は、学生との討論のため、通常の講義よりも長く質疑応答の時間を設け、学生から出された「米軍基地再編後の日米関係」、「日中韓三国関係の展望」、「ハンチントンの『文明の衝突』が指摘した日本文化の孤立性」、「アメリカのイラク攻撃と国際法」などの質問に対し、総領事は丁寧に答えた。途中、「日本国憲法改正についての意見」を、総領事から学生に問いかける場面もあった。学生から「総領事のお話から、総領事が日米友好関係を重視されていることが伝わった」などの感想が寄せられた。
講義後、総領事は学生に対して「自分の国の政治に対して、自分で何かアクションを起こしてほしい。自分達の国を他人任せにしないでほしい」とメッセージを送った。
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