在大阪オーストラリア総領事館の
Michael John Clifton総領事
授業の様子
2005年度連続講義「国際社会の中の日本と関西〜関西駐在外交官の視点」
第11回目「豪日・経済関係について」
12月16日(金)、衣笠キャンパスにおいて、国際関係学部連続講義「国際社会の中の日本と関西〜関西駐在外交官の視点」の第11回が行われ、在大阪オーストラリア総領事館のMichael John Clifton総領事が、「豪日・経済関係について」をテーマに講義を行った。
総領事は、両国の貿易の歴史、日本がオーストラリアの最大の輸出国であること、両国はきわめて緊密な関係にあること、イラクサマワでの自衛隊とオーストラリア軍の治安維持活動、日本の中高年以上のビジネスマンが持っている、オーストラリアの労働生産性などに対する誤った固定観念などについて、流暢な日本語、中国語、そしてユーモアを交えながら、講義を行った。貿易における結びつきの強さからも、両国それぞれの存在が重要であると語った。
聴講した学生からは「東ティモールとオーストラリアの関係」「移民への教育支援対策」などに関する質問が寄せられた。また「オーストラリアの様々な側面を知ることができた」「ユーモアセンスあふれる総領事の講義に、大変興味深く聴講できた」などの感想が寄せられた。
総領事は講義後のインタビューで「学生の質問の質の高さと、内容の深さに感銘を受けた。今、人生のシナリオを書いておくことはできないが、どんなところに進んだとしてもあなた自身の人生を楽しんで下さい」と学生へのメッセージを送った。
Copyright © Ritsumeikan University. All Rights Reserved