草津市を流れる伯母川。そのすぐ傍に、一見公園のように見える複合型の浄化施設(通称:伯母川ビオ・パーク)があるのをご存知でしょうか?雨水などに家の屋根や道路に積もった汚れが混じった排水を市街地排水と言い、これまでは浄化されないまま琵琶湖に流れ込んでいたため、琵琶湖の汚染原因となっていました。そこで周辺地域から出た市街地排水を浄化してから琵琶湖に流すことで、琵琶湖の美しさを取り戻すことを目的としてこの施設は生まれました。
全国に先駆けた設備と規模を誇るこの施設と密接にかかわっているのが、立命館大学理工学部環境システム工学科・環境計画研究室。伯母川ビオ・パーク内にあるそれぞれの施設の浄化能力がどれぐらいあるかを調べ、調査結果の報告をしたり、地域のボランティアの方々と一緒に、施設の整備を行ったりと、その研究活動の内容は多岐に渡ります。そのため、とても急がしそうなメンバーの方々ですが、施設を見せてほしい!というお願いを快く引き受けてくれました! |