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相撲部 副主将  福田嵩拡 さん(法学部3回生)

地域の学生との練習内容は?

 

今日の交流練習は、京都市立嵯峨中学校の生徒と京都学園高等学校の生徒の約20名ほどが参加しましたが、小学生が参加することもあります。

練習では小学生から高校生までの地域の生徒・児童たちは物怖じせず大学生相手に取り組んできます。生徒・児童たちの多くは学校のクラブに所属して相撲をしており、普段は学校でマットを敷いて練習しているようです。道場では本当の土俵に触れられるので、効果的な練習を行ってもらえているのではないでしょうか。地域の生徒・児童たちは積極的に練習に参加してくれているので、こちらとしても嬉いですね。

地域の生徒の中には、コーチから期待されるほどの実力をもった高校生もおり、大学生を相手に休みなく激しい取り組みをしていて、負けると本当にくやしそうな表情を浮かべます。この道場で練習し、得たことが試合での結果につながってくれることを期待しています。

まわりの生徒たちが、みな真剣な表情で取り組みを見つめているなか、「むこうは大学生や。思いっきり当たってみろ!」と高校生を指導しているコーチから檄が飛ぶこともあります。しかし、取り組みが終わると、学生がやさしくタオルを差し出し、アドバイスする姿も見受けられます。

地域の学生たちに相撲を教えることで、どのようなやりがいがありますか?

 

部員だけで練習をしていては、マンネリ化してしまうことがありますが、地域の学生に相撲を教えることで、自分たちも相撲の基本を再確認することができ、良い練習になっています。そこにやりがいを感じますね。相撲の競技人口は少ないため、相撲に興味を持った子にはきっちりと練習させてあげたいです。今後、相撲人口が増えるように、ここにきている小学生・中学生・高校生には是非、相撲を続けていってほしいと思います。

取材・文 伊藤聡子(産業社会学部3回生)
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