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立命館大学 | Infostudents
 
社会学研究科
池田さおりさん
立命館大学歴史都市防災研究センター幹事
中谷友樹 助教授
京都府立
堂本印象美術館
「翔」バックナンバー
#1 エクステンションセンター 阿部田高光 さん
#2 インターンシップ 山下恭平 さん
#3 CLA講座 朝倉さやか さん
#5 ボランティアセンター 奥 優子 さん
#6 立命館孔子学院 森 靜香 さん
#7 ベンチャービジネス支援 佐藤良太 さん
#8 教職支援センター 竹内久代 さん
RS Webアンケート

この「翔」のページでは、立命館大学が提供する様々なプログラムを紹介し、あなたのさらなる飛躍を応援します。
第4回目の今回ご紹介するのは、国際センターが提供する「海外留学プログラム」です。

グローバル化が進む現在の時代背景や社会環境の中では、「世界を舞台として活躍できる優れた人材」が求められています。そのため、海外留学をする人が増えています。立命館大学生も全体の約13%が海外留学を経験しています。

国際センター主催 海外留学派遣者数(2005年度派遣者数)
1位 異文化理解セミナー 278名
2位 国際インスティテュート海外スタディ 152名
3位 立命館・UBCジョイント・プログラム  100名
4位 立命館・ボストン大学「英語研修」プログラム  56名
5位  交換留学 54名

海外での学習を実現したいと希望する学生に対し、立命館大学では以下のような海外留学プログラムを用意しています。留学先も世界21ヶ国・地域の66ヵ所に及び、期間も1ヶ月程度の短期のものから1年以上の長期にわたるものまで様々です。

海外留学派遣先(拡大して見る)

留学プログラム一覧

各プログラムの目安

これらの中から今回取り上げるのは「交換留学」。現地の大学生や留学生と一緒に学ぶので、語学力の飛躍的なアップや多文化理解の機会が見込めます。立命館大学の交換留学プログラムは、全て1学年間 海外で学ぶことになります。じっくりと海外を体感したい人には最適です!

立命館大学交換留学のメリット

留学期間と出願期間

正規留学プログラムを経済的にバックアップする援助制度

Interview
今回は2005年度交換留学(夏期出発分)でアメリカ・ピッツバーグ大学に留学した笠間絹子さん(法学部4回生)にお話を伺いました。長期留学を検討している皆さん、ぜひ参考にしてください。

高校時代の留学をアメリカでリベンジ!

交換留学をしようと思ったきっかけは何ですか?

高校2年生の夏から1年間イギリスに留学していました。その時はホストファミリーとのトラブルなど辛いことが多く、自主的に学んだり社会と積極的に関わっていけるような状況ではありませんでした。そこで「今度はもっと楽しく海外で学びたい」という思いと、「将来は海外で働きたい」という思いが結びついたことから、1回生の終わりごろに留学することを決断しました。一番の目標は「留学生活を楽しむこと」。異国の地で自分の力を試してみたかったんです。そして将来の選択肢を含め、視野を広げたいと考えていました。

留学先と期間の決め手は何ですか?

留学先をアメリカのピッツバーグ大学に決めたのは、もともと移民問題に興味があり、移民の多い国アメリカで学んでみたかったからです。そして様々な分野の授業を受講できる総合大学という点も魅力でしたね。そして現地の生活に慣れ、落ち着いて活動したいという思いから交換留学を選びました。

留学前に何か事前準備をしましたか?

まず、交換留学するにあたり、TOEFL®試験で一定の基準値を満たしていなければならないため、TOEFL®の試験勉強をしました。しかしその他は、高校時代の留学である程度英語が話せたこともあり、現地に行けば何とかなるだろうと思っていたので、特に語学の勉強はしていませんでした。また、現地で自分の好きな科目を履修できるよう、留学までに必須単位を取りきることに努めました。

留学先での経験

留学先での授業について教えてください。

開講科目から自分の興味がある授業を取ることができました。どの授業も興味深かったのですが、宿題やテストは多いのでたくさん勉強しましたね。私は音楽が好きで、後期は音楽の授業を中心に受けていました。ピッツバーグはジャズの本場なので、ジャズに関する授業は特に楽しかったですね。印象深かったのは「Jazz improvisation(ジャズの即興)」という授業。生徒一人一人に楽器が与えられ、みんなで音を合わせます。プロを目指すような学生もいる中、私が一番初心者。それでも先生は「音楽は楽しむものだよ!」と得手不得手ではなく、うまくなろうとする頑張りや個人の伸びを褒めてくださいました。

現地で一番心に残ったことは何ですか?

アメリカ刑法の授業を受講したのですが、開講当初に担当の先生から「留学生に単位取得は無理だ」と言われたんです。それが悔しくて必死で勉強しました。そのおかげで最終的にその授業の単位を取得することができ、先生から「よくやったね」と褒めていただきました。とても達成感があって、自分に自信がつきました。また、日本では教科書や文献の内容を鵜呑みにする傾向がありますが、アメリカでは「本の内容を批判する」という課題が出て驚きました。この課題のおかげで、物事を批判的に見ることで何が正しいかを見極める力を養うことができました。

進学し、さらに深める

今後のビジョンを教えてください。

今後は大学院進学を検討しています。今もなお移民問題に興味があり、将来は移民の人々の役に立てるような仕事をしたいと思っています。アメリカでの移民差別は思っていたほどではありませんでしたが、地域によって住み分けがあったり、黒人の人々が単純労働を強いられていたりという現状を目の当たりにしました。大学での学びだけではどうしても受身になってしまうので、積極的にフィールドに出て自らリサーチしていきたいですね。

留学を考えている人へのメッセージをお願いします。

もっとたくさんの人に気軽に海外へ行ってもらいたいです。大学は4年間もあるのですから、そのうちの1年〜2年は海外で自分を磨いてもいいと思います。4年で卒業できるのかとか、3回生の夏期出発の留学では就職活動が心配だという声もよく聞きます。私自身 就職活動が一番の心配の種で、一度は留学をあきらめかけました。しかし、留学に行って得たことのほうが多かったですし、後悔はしていません。単位も低回生の間にしっかりと頑張っておけば4年での卒業は可能です。渡航歴がなく、いきなり1年間の留学は心配だという人は、まず短期留学からチャレンジしてはどうでしょうか。「海外でもやっていける」と思える勇気を持てば、きっとうまくいくと思いますよ。

→立命館大学国際センター

→交換留学(1学年)

明学館1F 
窓口:衣笠国際センター
月〜金曜日/9:00〜17:30 
昼休憩/開講中(11:30〜12:30)、
    その他(12:00〜13:00)
*毎週水曜日は9:00〜11:30 業務会議のため閉室
夏休みの窓口開設時間[衣笠](→PDF)

アクロスウイング1F
窓口:BKC国際センター
月〜金曜日/9:00〜17:30
昼休憩/11:45〜12:45
*毎週水曜日は9:00〜11:45 業務会議のため閉室
夏休みの窓口開設時間[BKC](→PDF)

取材・文 大西 藍(産業社会学部3回生)
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