BKCは地域の方々の理解があって成り立っているキャンパスです。衣笠キャンパスのある京都市には数多くの大学がありますが、草津市にある大学のキャンパスはBKCだけです。草津市の人口がおよそ12万人なのに対し、BKCに通う学生は約1万7千人。草津市における昼間人口の若年層の6割以上をBKCに通う学生で占めています。つまり、市内を歩いている20歳前後の若者の多くが立命館大学の学生です。またBKC開学にあたっては、地元の滋賀県・草津市と互いに協力して開学に至ったという背景もあります。このようにBKCは地域に支えられ成り立っています。そのため、お世話になっている地域に学びを還元するのも大学として重要なことです。
地域の方の中には、立命館大学に講義を受けに来られる方も多くおられます。例えば草津市や草津市教育委員会と共同で主催している「立命館びわこ講座」はおよそ160名の方が受講されています。今年は「2007年問題を考える」をテーマに、9月と10月の毎週土曜日に講義を行っています[リンク→立命館びわこ講座]。
先日は、滋賀県の主催で養老孟司さんの講演会をプリズムホールで行ったのですが、900名もの方が来られ、会場が満席になるほどでした。他にもTOEFL®やTOEIC®など様々な資格試験の会場となり、皆さんが思っている以上に学外から大勢の方が来校されています。
他にも、エポック立命21でのランチや大学見学などで大勢の方々がBKCに来られます。一方で、学生のクラブやサークルも地域のお祭りなどにたくさん参加しています。そうしたイベントや活動を通して、立命館大学をもっと地域の方に知っていただきたいと思います。キャノピーには、地域に開かれたキャンパスの顔としての役割を期待しています。
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