BKCの地下に古代の遺跡が眠っていることを、みなさんはご存知ですか?この「木瓜原(ぼけわら)遺跡」は言わば古代の製鉄コンビナートです。学術的価値の高い貴重な遺跡で、専門家からも注目を集めています。今回はその木瓜原遺跡を実際に見学してきました!
衣笠キャンパスにあった理工学部と理工学研究科をびわこ・くさつキャンパス(BKC)に拡充・移転したのは1994年。BKCの用地を造成するときに発見されたのが、今回紹介する木瓜原遺跡です。
木瓜原遺跡の名称は、遺跡周辺が植物のボケの原生林だったことに由来しています。現在は滋賀県と草津市の協力を得て、遺跡の一部をクインススタジアムの地下に保存しています。もしこの場所に何か建物を建てていたら遺跡の保存は難しく、スタジアムの下だからこそ保存できたそうです。ちなみにクインスとは、ボケの英語名。クインススタジアムの名前も、ここに由来しているのですね。 |