4日間の大会期間の中で、女子団体戦は予選と決勝トーナメントの計2日間で行われました。予選試合においては、的中数上位8校に入っていたので、決勝トーナメントではシード権を得た上で、2回戦からの参戦となりました。3回戦では、男子が団体戦で負けた日本大学との対戦だったので、「何が何でも負けたくない」という気持ちが強かったです。しかし、気持ちが高ぶる中でも、一本一本の弓をひく時は心を落ち着かせ、常に自分たちのプレーに集中することを心がけました。これまで練習してきた自分たちの力を信じ、悔いのないように弓をひいた結果、決勝戦まで勝ち進むことが出来たと思います。
決勝戦(対愛媛大学 的中11対9で優勝)では、1回生の時に同大会で松山大学に負けて悔しい思いをしていたので、優勝を決める自分が放った弓が的中した時は、「遂にやった、勝つことが出来た」と思いました。この3年間、1回生の時に2位になった悔しさと、当時共に戦った先輩からの「全日本のタイトル、必ず獲ってね」というメッセージがずっと心の中にあったので、実際に学生日本一のタイトルを弓道部女子全員で勝ち取ったことは、本当に嬉しく思います。また、全日本という大きな大会において、初優勝とともに射道優秀賞にも選ばれたことは、立命館弓道部の弓道技術と、立命館が目指す弓道そのものが伝わったという事だと思うので、弓道部として大きな自信に繋がると思います。 |