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講座を受講したことで、
自分の将来像を明確にできた

岡本 立 さん(法学部4回生)
マスコミ対策講座(就職対策コース、報道ジャーナリスト講座)受講
ニュース時事能力検定2級、3級取得
(2009年11月5日掲載)

幼いころから人に物を教えることや、自分から体験し、学ぶことが好きでした。また、高校生の頃から新聞を読み始め、マスコミ、特に新聞記者という仕事の存在を強く認識し、大学に進学してからは、1、2回生の頃から新聞記者が自分の興味関心にあう仕事だと感じていました。

新聞記者という目標にむかってまずは、現在も所属する立命館大学新聞社に入部。そこで実際に学生記者として活動し、新しい体験や、今まで出会ったことのない人と出会い、新聞記者としての楽しみや喜びを知りました。3回生になり、就職活動に備えてマスコミ対策講座である報道ジャーナリスト講座と就職対策コースを受講。報道ジャーナリスト講座では、マスコミ業界で働く方が講師であり、マスコミで働く人材とはどうあるべきなのかを教えていただきました。就職対策コースは、コース内容も就職対策の要素が多く、面接練習や新聞社の入社試験に必要な論作文対策などを数多くし、また、講座では志望業界ごとに数人でグループを作り、講義後には自主ゼミ活動をしました。情報交換や試験対策を一緒にし、励ましあったり、時にはライバルとして刺激しあったりと、講座で出会った友人には、就職活動中ずっと支えてもらいました。

講座の中で印象に残っているのは、報道ジャーナリスト講座の主催者の先生の言葉です。「新聞記者になることを目標にするのではなく、新聞記者の基本を知り、記者になって何をしたいのか考えなさい」。この言葉を自分なりに消化することによって、就職活動を軌道にのらせることができたと思います。

実は、私は春の採用では内定をもらえず、秋、それも第一志望である新聞社のみ、内定をいただけることができました。春の時点では、先生の言葉を消化しきれておらず、なぜ自分が新聞記者になりたいのか、新聞記者になって何をしたいのかが上手く言えていませんでした。自分の中で志望理由をしっかり固め、春の反省と自己分析を繰り返すことによって、秋で再起できたと思います。意外にも、明確な志望理由を見つけることができた転機は、5・6月に行った教育実習でした。それ以外にも、就職活動中に気分展開で行ったバイク旅行も社会勉強や自己分析に繋がる発見の連続でした。日常の中にも、志望動機や自己アピールにつながる出来事がたくさんあると思います。
筆記試験は、たとえマスコミ業界であったとしても、基本的なことを勉強し、理解していれば大丈夫だと思います。時事対策として、私はニュース時事能力検定の2級と3級を取得しました。

私も就職活動期間が実質1年間あり、大変辛い時期も経験しました。今、夢であった新聞記者になれるような人間になれたのも、周りの支えてくれた先生、友人のおかげだと思います。就職活動中の皆さん、自分を信じ、周り人達を大切にして頑張ってください。

 

取材・文/上條友世(国際関係学部3回生)


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