インターンシップをする

Point 学部の学びを実社会で確かめられる
Point 充実した経験にするための事前事後研修で学びを深める
Point 単位認定されるプログラムもあり
Student's Voice

インターンシップで見つけた
「自分の強み」

今西 謙 さん(文学部3回生)
派遣先:株式会社カース・キャリアセンター
(2010年1月7日掲載)

サークルなど課外活動をしていない私は、就職活動をする際に何か強みとなるものを作ろうと、株式会社カース・キャリアセンターでインターンシップを行いました。
もともと小説を書くことが好きな私は、編集やゼロから物を作り上げる仕事に就きたいと思っています。そんな中で、インターンシップをしたカース・キャリアセンターは企業向けに研修を行ったり、フリーペーパーを作るといった仕事をしている会社で、私のようなインターン生を受け入れるというのもひとつの事業として行っていました。

今回のインターンシップは、47人の学生が6つのグループに分かれ、フリーペーパーを作るという内容でした。このグループの分け方がユニークで、あらかじめエゴグラムを使ってそれぞれの性格を分析。タイプの違うもの同士が同じグループに入るようにされていました。当然、グループに馴染むまでに時間はかかりましたが、これもいい経験になりましたね。

フリーペーパーを作る際には、実際にある出版社の方にインタビューに行きました。初めての取材で戸惑うこともありましたが、文章を考えるのは自分の得意分野。私は、そのインタビュー記事を小説風に仕立て、原稿を書きました。このインタビューに行った出版社は、社員が16名程度の小さな会社でした。また、今回インターンをしたカース・キャリアセンターも社員2名の会社です。私は、今回のインターンシップの中でこの2つの会社を見て、「会社の価値は大きさではない。やりがいや人間関係に重きを置いて就職活動をしたい」と感じました。

あと1つ、今回のインターンシップの中で印象に残っているのが、「ラブレター制度」という制度です。この制度は、一緒にインターンシップをしている仲間を観察し、観察した人の好きなところと改善したほうが良いところを手紙に書いて匿名で贈る、というものです。その中で私は「積極的に他の人とコミュニケーションを取るところは良いところだが、もっと話を聴くことも大切にした方が良い」という手紙をもらいました。もともと私はたくさんのことを話しすぎてしまう傾向があると自覚していたのですが、もっと相手の意見を聴くことも大事だなと改めて思いました。
また、以前は小説を書くのは好きでしたが、編集の仕事には少し抵抗がありました。でも、このインターンシップを通じて編集の仕事の楽しさも知りました。

インターンシップをするかどうかで迷っている人がいれば、是非チャレンジしてみて下さい。興味のなさそうなことほど、勇気を持って一歩を踏み出し、チャレンジしてみることで新たな発見があるかもしれません。

 

 

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