研究科紹介

研究科長挨拶

実務課題を理論面から探求し社会人に新たな視点を示す

現代社会は変化のスピードが激しく、不確実性は高まり、ますます複雑化しつつあります。日本はそうした状況に適切に対応できず、技術ではトップクラスと言われながら、それを活用できず依然として国際競争力は低迷を続けています。 こうした状況を打開するためには、自分の頭で考えて的確に課題を設定し、自ら解決策を提案し、さらに率先して実践する「イノベーション・リーダー」が社会全体で求められています。

具体的な課題として、企業においては、新事業、新製品・サービスの開発、国内外の新規顧客開拓があげられます。特に中小企業においては人手不足の解消、技術や事業の承継といった課題があります。他にも農業では海外市場の開拓、地域社会ではインバウンド観光への対応など様々な課題を日本は抱えています。

本研究科は、これらの課題解決に挑戦する意欲と熱意にあふれるイノベーション・リーダーを育成することを目的としています。本研究科では、理論と実務経験の双方を併せ持つ一騎当千の教員が、考え抜かれた教材とツールを使って実践的教育に励んでいます。カリキュラムは技術戦略、事業創造、知的財産、マーケティング、オペレーションズ・マネジメントなど、イノベーションの創造と課題解決に必須かつ最新の科目を揃えています。そして、授業では学生がグループワークによって主体的に課題に取り組む参加型学習を重視しています。

さらに、「オープン・イノベーション」の場として、様々な分野の人々が交流し、互いに創発できる機能を備えた大阪いばらきキャンパス(OIC)が、学生のアイデア創造、気づきとネットワークの構築を後押しします。

技術経営(MOT)はメーカーやITに限らず、医療、公務などのサービス業を含めてあらゆる分野で活用が可能です。社会人の方は、仕事上の課題を持ち込んで頂くことを歓迎します。その課題を我々教員とゼミ学生の間で検討することによって、最善の解決策を修士論文にまとめることが可能です。あらゆる「知」が集う大学という場をぜひ、仕事に生かして下さい。 本研究科は、問題意識と意欲のある方々にぜひ来て頂きたいと願っています。