立命館大学 大学院 テクノロジー・マネジメント研究科

イノベーション実践の研究型大学院

技術経営「MOT」

立命館大学 大学院 テクノロジー・マネジメント研究科

  • JR茨木駅から
    徒歩5分

  • 平日夜間
    土曜
    講義あり

  • 給付型
    奨学金あり

関西随一の本格MOT大学院

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Management Of Technology とは?

“技術をいかに
ビジネス・利益に結びつけるか”

技術からイノベーションを生み出しビジネスにつなぐための学問体系、それがMOT(技術経営)です。
技術もわかり、経営もわかり、技術と経営の関係も理解している人材は、ものづくり大国日本において、近年重要視されています。

MBAでは得られない、
「技術者としての経営戦略」を学ぶことができる

MBAにはない、「知的財産」や「研究開発」について学ぶことができるので、翌日の業務から使えるノウハウを身につけることができます。 また、イノベーションへの理解を学ぶことで、技術系管理者、技術者をイノベーションリーダーにします。

立命館MOTの3つのメリット

メーカーや開発会社での実務経験豊富な教員

すべての教員は、メーカー、コンサルティングファームやシンクタンクで実務を経験した強者ぞろいです。最新の技術経営課題を多面的に取り上げるため、現役の企業人を客員教授やゲストスピーカーに招いています。みなさんの所属している企業や業界を超えた俯瞰的な見方を学ぶチャンスがあります。みなさんが技術者や企業人として解決を求められている技術経営課題、その解決に理論面と実践面から応える体系的な講義を提供しています。

  • 人気教員 名取 隆 教授 (博士:工学)

    研究分野:技術経営、中堅中小・ベンチャー企業論、技術連携

    日本政策投資銀行において、業界、企業、各種プロジェクト分析に従事し、豊富な実務経験を有する。英国ロンドン・ビジネス・スクール・スローン・プログラムコースを修了。東北大学大学院工学研究科技術社会 システム専攻を修了し、博士(工学)を取得。現在、自治体や商工団体等の各種委員を務めるとともに、 研修会の講師等として企業の経営幹部、技術者等の教育、指導にも携わる。2009年4月より現職。
  • 人気教員 高梨 千賀子 准教授 (博士:商学)

    研究分野:イノベーション戦略 国際標準化戦略 産学官連携

    茨城大学・人文学部および人文学専攻科(英語学・英米文学)修了後、菱洋エレクトロ(株)に勤務。通訳養成学校を経たのち、1999年に麗澤大学大学院で経営学修士号を、2007年に一橋大学大学院で商学博士号を取得。この間、ビジネスコンサルティング会社や研究機関でインドなど海外市場・産業調査に従事したほか、経済産業省・標準化経済性研究会など国内研究プロジェクトに関わる。2008年4月より現職。
  • 人気教員 崔 裕眞 准教授(博士:Ph.D. In History)

    研究分野:アントレプレナーシップ 産官学連携 イノベーションの歴史 デザイン・ブランド経営

    1995年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、英国 CASS Business School, LondonにてMBA in Strategy & International Business(経営戦略・国際経営)修了。サムスングループ会長 戦略秘書室・人力開発院の主任を経て、英国Cranfield University経営学部研究員、英国University of Cambridge 経営学修士課程ならびに経済史修士課程を修了(M.Phil.)。2007年University of Cambridge 経営史博士課程修了(Ph.D.)。 2011年4月より現職。

立命館MBAをはじめとする、他研究科の講義も受講可能

立命館MOTでは立命館MBAの講義を他研究科科目受講制度により受講することができます。両方の講義を合わせることで、週末の講義のバリエーションを増やすこともできます。 関西一のマンモス校である立命館大学だからこそ、幅広い講義選択肢を用意することができるのです。

※MBAは取得できません。
※開講年度により、受講可能科目は変更します。
※認定単位上限については、入学後に履修要項にてご確認ください。

”修士論文研究”を通じて、業務課題の解決に繋げる

立命館MOTの研究は、学生が主役です。みなさんが持っている問題意識や日々の仕事で出会う技術経営課題を修士論文の研究テーマにできます。立命館MOTは、学生が主体的に研究を遂行することを期待します。指導教員は決めますが、みなさんが必要だと思ったら、指導教員以外の教員の研究室やゼミに参加して研究指導を受けるのも自由です。また、立命館MOTは、学生が研究成果を国内学会や国際学会、学術誌上で発表するのを補助金なども含め応援します。

研究科パンフレットや
イベント案内をお届け致します!

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立命館MOTの6つの仕組み

  • クオーター制

    1年を4期に分けるクォーター制を導入しています。
    1科目は3時間講義が8回、 約2カ月で履修できるので、仕事が忙しくない時に集中して取ることも可能です。

  • 平日夜間と土曜講義

    社会人が働きながら学位取得できるよう、平日夜間と土曜講義のみで修了することができます。ゼミも平日夜間、土曜に実施しています。

  • 秋入学可能

    4月と9月、思い立った時に入学できます。4月入学は2月入試で、9月入学は7月入試で受験できるので、ぎりぎりで進学を決めても大丈夫です。

  • 給付型奨学金

    入学試験の成績、1年次の成績優秀者には、最大で300,000円の奨学金が給付されます。

  • 卒業生ネットワーク

    学位取得後も、研究生、研修生として、あるいはRIMOTメンバー(校友会)として、引き続き、教員や他の学生、修了生と交流しディスカッションできます。

  • 博士後期あり

    博士課程後期課程への進学で、さらに研究を深化させることができます。それが、専門職大学院ではなく、研究大学院の立命館MOTだけができることです。

技術系管理者、中堅・若手技術者のためのイノベーション大学院で、
「1→2」ではなく「0→1」を生み出し、
利益を生み出す仕組みを学びませんか?

修了生インタビュー

株式会社リクルートホールディングス提供「大学&大学院.net」より転載

OJTでは得られない、急速な変化にも対応可能な
「思考力」を鍛えるために

山田 明子 さん

武田薬品工業株式会社勤務。
治験薬の設計や製造などを行うCMC研究センターで戦略企画に携わる。
2014年4月入学。2016年3月修了。二児の母でもある。

インタビュー詳細
入学の動機は何ですか?
社内のグローバル化が急速に進み、上司や同僚など多くの海外の人と仕事をするようになりました。その中では阿吽の呼吸のようなコミュニケーションは通用せず、求められるのは誰もがわかるようなスタンダードな言葉や定量化された表現。そうした変化にどのように対応していくべきなのかを悩み、その解決の糸口としてMOTに興味を持ちました。関西において本格的にMOTが学べる本研究科では、土曜開講や給付型奨学金があり、経済的にも時間的にもミニマムな負担で学べると思いました。
学んでみてどう感じましたか?
大学院では、答えとなる「解」ではなく、「思考力」を身につけたいと思っていました。経験から導き出せる「解」は、自身の経験であり、多くの方の経験から導き出された理論は、「思考力」につながると考えています。そうした面では、アカデミックな先生方から“理論を用いたカテゴリー化”や“フレームワーク思考”などを学んだことは非常に大きな収穫です。先生方は、私にとってコンサルタントのような存在でもあり、いつも気軽に相談に乗って参考となる知見を与えてくださいます。

オススメ科目

  • 研究開発戦略

    医薬品の研究開発では、化合物の発見から製品化されるまで約15年かかります。その過程には多くの不確定要素があり、それをどのように克服していくかを考えるうえで、とても参考になる理論を多く学べました。

  • 特殊講義(イノベーション・ダイナミクス)

    イノベーションを生み出すための基礎理論やフレームワークをきちんと教えてくださいます。ベーシックな考え方を知ることで現状の立ち位置が確認でき、次の一手に向けた見通しがしやすくなりました。

  • 価値創出マネジメント

    価値をどこで、どのように生み出すのか、バリューチェーンを考える授業。数値化できない価値をどう定量的に表現したらいいのかという悩みを解消するうえでも、ここで学んだ価値の考え方が参考になりました。

ある1週間のスケジュール

月曜 仕事を終えて20時に帰宅し、家事に従事。平日は家事に時間をとられるので、勉強時間があまり取れていません。
火曜 帰宅後、家事を早めに終わらせ、授業の復習や予習、宿題を2時間ほど行いました。
水曜 仕事を終え、大学院で授業を受講。23時過ぎに帰宅。家事のみ。
木曜 仕事と家事を終え、グループワークのメンバーとスカイプで明日の課題についての意見を交換し、課題の取りまとめ。帰宅後、家事を早めに終わらせて、22時より仕事の電話会議。勉強は出来ませんでした。
金曜 帰宅後、家事を早めに終わらせて、22時より仕事の電話会議。勉強は出来ませんでした。
土曜 午前から授業やゼミを受講し、夕方に帰宅。その後は、平日にできなかった家事をしました。
日曜 午前中は、家事と1週間分の買い物。午後から夕方にかけて勉強。勉強時間が少ないと思われるかもしれませんが、その少ない時間で非常に大きいものを得られるのが立命館MOTです。

受注設計の課題解決にはMOTが欠かせないと思った。
意思決定時の思考の変化も実感!

江藤 貴生 さん

業務用の計量・検査・梱包機等の製造販売を行う株式会社イシダに勤務。
受注設計担当部署のチームマネジメントを担当。
日常業務における課題解決を目指し、2012年4月入学。2014年3月修了。

インタビュー詳細
実際に入学してみて、どう感じましたか?
ストレートマスター(学部卒進学者)の「MOTの中身って、当たり前のことですよね…」という言葉が印象に残っています。
組織の中で長年働いていると「部門間の軋轢があるので無理」と勝手な制限をかけたり、自分たちの仕事に対して部外者がわかるはずがないという思い込みを持ったりします。それが足枷になり、 いつの間にか“当たり前”が“難しいこと”になっていたことに気づかされました。
ストレートマスターとともにMOTを実践的に学んだことで、意識改革が起こり、思考が柔軟になりました。
仕事に活かせていること
大学院での研究を実践したところ早速、成果を感じています。たとえば、一件あたりの処理能力を高める「効率の向上」にこだわってきたのですが、その目標自体を変更し、一定期間でより多くの効果を生み出す「効果の創出」に視点をシフトした結果、チームの動きが良くなってきました。また、意思決定における思考が変わったことも収穫です。先行研究やケース分析実例、それらを補う枠組みや理論を学ぶなかで知識体系が築け、誰に対しても説明責任を果たせる意思決定ができるようになりました。

オススメ科目

  • 技術経営ケースライティング

    様々な事例をもとに課題が提示され、それをチームごとに分析し、発表します。授業の後半は各チームの発表をもとに議論を行います。とにかく考えることが求められるので、思考を醸成するのに役立ちました。

  • バリューチェーンマネジメント

    イノベーションや新技術による製品開発という視点だけでなく、価値を創出し獲得するためのビジネスモデルについて体系的に学べます。こうしたことは現在の日本企業の弱点だといえ、とても有意義な授業でした。

  • 技術基盤企業のプロジェクトマネジメント

    プロジェクトマネジメントを体系立てて指導してもらえる機会は非常に少ないと思います。この授業では、多様なケースを交えた実践的なグループワークを通して、体系立った知識を身につけることができます。

ある1週間のスケジュール※通学当時はびわこ・くさつキャンパスにて開講。2015年4月より大阪いばらきキャンパスにて開講。

月曜 フレックスタイム制なので16時半に仕事を切り上げ、BKC(びわこ・くさつキャンパス)へ。遠隔講義設備を備えた教室で「価値創出マネジメント」を受講。モニター越しに大阪キャンパスの社会人学生と議論を行いました。
火曜 授業がない平日は、仕事に集中。月曜日に仕事を早く切り上げたので、この日は夜遅くまで仕事をしました。
水曜 水曜はノー残業デー。18時にBKCへ。前週の「ケースライティング」の課題についてグループメンバーと深夜まで議論。メールでのやり取りだけでなく、面と向かって議論を行うことで完成度が増します。
木曜 仕事帰りにBKCに立ち寄り、共同研究室で「ケースライティング」の発表用資料を作成。帰宅後に作成資料を見直し、グループワークの自分の担当分を仕上げました。
金曜 「ケースライティング」を受講。授業後、グループメンバーと次週の課題の方向性や分担について打ち合わせを行いました。帰宅後、情報を収集し、打ち合わせした内容に問題がないかをチェック。
土曜 グループワーク課題に取り組むために、午前から共同研究室へ。午後はゼミを受講。終了後、ゼミ生やゼミ担当教員と飲みに行きました。私は、教員の勧めを受け、合計3つのゼミに所属しました。
日曜 完全オフ。休息と家族サービスに充てました。

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MOT研究科イベントのご案内

<参加無料>特別講演会を大阪梅田で開催します!2016年10月1日(土)『技術経営(MOT)の新潮流-IoT時代のビジネスモデル-』

内容

  • 「IoTの可能性と課題」角埜恭央教授
  • 「IoTと特許」小田哲明准教授、「IoT時代の知財戦略-デバイスメーカーの視点-」パナソニックIPマネジメント株式会社 鎌田健司氏
  • 「IoTビジネス構想の描き方」名取隆教授
  • イベント終了後に教員へ入学相談をすることも可能
開催場所
立命館大学
大阪梅田キャンパス
時間
13:00~16:00
申し込み締め切り
9/30(金)15:00

ぜひ、この機会に技術経営の
エッセンスに触れてみてください。

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