文系学生・APUの方

技術のわかるビジネスマン、経営者を創る!

AI(人工知能)、バーチャルリアリティ、ビッグデータ、介護ロボット、飛行ドローン、スマートハウス、ナノテクノロジー、再生医療、宇宙観光、燃料電池車、シェールオイルなど、技術的イノベーションが話題にのぼらない日はありません。技術進歩はますます加速し、ビジネスにおける重要性は増しています。
皆さんは、技術進歩に関係しているのは、メーカーだけだと思っているかもしれません。しかし、今や、技術進歩は、サービス業はもちろんのこと、商社、金融、流通など、すべてのビジネスにとって大きな影響を与えています。
そのため、商社や金融、流通、コンサルティング会社など、従来、文系学生の牙城であった企業が、理系学生の積極的採用に動いており、文系学生は不利になっています。その差は、就職率の差としてもあらわれています。
また、技術系ベンチャー企業も次々と立ち上がっていますが、これらの企業に参加したり、自ら起業したりするにも技術への理解は不可欠です。
技術をビジネスに結び付けるMOTは、今、企業にも注目されています。立命館MOTで学んで、技術を理解し、技術が主導する未来のビジネスで活躍できる価値ある人材になりませんか。
立命館MOTは、理系学部出身の比率が高いのですが、経済学部や経営学部、法学部出身の学生もいます。また、APUからは多くの留学生が進学しています。

多面的・倫理的な思考力を鍛える実践的でインタラクティブな講義

ワークショップ、グループプロジェクト、グループディスカッションやプレゼンテーションなどインタラクティブな講義主体で、多面的・倫理的な思考力を鍛えます。社会人学生や文系からの学生、留学生が議論を戦わせます。多様なバックグランドをもつ社会人学生との切磋琢磨の経験は、就職活動の面接にも役立ちます。
技術経営に関する多種多様な講義を提供しています。立命館大学経営管理研究科をはじめとする他研究科の講義も他研究科受講できます。豊富な講義ラインナップを、自分のキャリアアッププランに沿って、自らプロデュースしてください。主体的かつ積極的に、しっかり講義ラインアップを組み立てれば、研究テーマの決定や就職活動、さらには、どのような社会人になりたいのかというキャリアプランに活かせます。

メーカーやコンサルティングファームやシンクタンクで実務を経験した専任教員、現役企業人の客員教授やゲストスピーカーが講義します。

ビジネスの場で理論を実践するプラクティカム

立命館MOTでは、企業が実際に直面している課題に学生が取り組むプラクティカム(課題解決型長期企業実習)を実施しています。
学生は講義で学んだMOTの理論や方法論を課題解決に適用し、教員がアプローチ設計、調査研究、成果のとりまとめにおいて学生をサポートします。実習期間は3ヶ月~6ヵ月と長いため、企業、ビジネスの実態をじっくりと知ることができ、実習先の担当者と深く関わることができます。

プラクティカムに参加するメリット

  • コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力の向上
  • 企業の現状・問題の把握:企業にどのような技術経営的課題が存在し、どのように解決しようとしているかを知ることができます。
  • 取り組みテーマを修士論文の研究に活用することができます(実習先の同意が必要)
  • 就職へのメリット:実習経験および実習を通して身についたスキルが、就職面接時のアピールポイントになります。

学生が主役の修士論文研究

立命館MOTでは、皆さんが社会や企業に対して持っている技術とビジネスに関する問題意識から、自分で研究課題を設定します。研究テーマの設定や、研究をやっていく上で、もし皆さんが望めば、指導教員以外の教員の研究室やゼミに参加して研究指導を受けられます。

立命館MOTは、問題意識を持たない学生や、大学や教員から与えられることに慣れきった学生には向いていません。しかし、問題意識を持った学生、やる気のある学生、主体的に動こうとする学生には、企業との共同研究や海外の研究プロジェクトへの参加、国際学会での発表など無限の可能性が広がります。
立命館MOTでは、技術経営に関するすべての分野の研究ができます。

  • 技術経営戦略分野
  • 知的財産分野
  • オペレーションズ・マネジメント分野
  • 事業創造・アントレプレナーシップ分野
  • 人的資源管理分野
  • 科学技術政策分野

幅広い業種や職種へ広がるキャリア

立命館MOTで学ぶことで、メーカーはもちろんのこと、技術イノベーションを活用しようとする企業へのキャリアが広がります。

テクノロジー・マネジメント研究科事務室までご連絡いただければ、教員や在学生との面談をアレンジします。
授業の雰囲気や研究、就職活動について等々、現役学生メンターがみなさんの質問にお答えします。