修了生の声

修了生の声

森 裕子さん

(2016年4月入学 博士課程前期課程)

略歴
2016年4月 テクノロジー・マネジメント研究科 博士課程前期課程 入学
2018年3月 テクノロジー・マネジメント研究科 博士課程前期課程 修了
医療機関勤務

インタビュー

一般学生(ストレートマスター)と共に受講する講義について
頭が良くて前向きで、意欲的な一般学生の方々と一緒に講義を受講し、グループワークや課題に取り組み、協働作業や議論ができたことは楽しい経験でした。その一方で、自分が論文の理解力や理論の知識で後れをとっていることを思い知らされることも多く、しんどくて焦ることもありましたが、それも学びの糧になったと思います。
修士論文・研究内容について
修士論文は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査の普及検討をテーマにしました。研究をすすめる課程で、ヘルスケアビジネスにかかわる(かかわろうとしている)様々な分野の方々や情報と接する機会に恵まれました。また、理論や先行研究から学び、実験や調査を進め、「型」にのっとった論文にまとめるプロセスを経験したことが、業務上の課題を含めて、さまざまな課題の整理と解決策策定に役立っているように感じています。
仕事と学業の両立について
1年目は勤務先の短時間勤務制度を申請し、授業は平日の夜と土曜日に履修しました。2年目に転勤となり、短時間勤務継続がむつかしくなりましたが、ほとんど1年目に必要な講義の履修を済ませていた為、必要な場合は早退して講義に出席しました。 講義によっては毎週課題提出が必要であり、なんどもくじけそうになり、投げ出しそうになりましたが、今は、仕事と学業と家事、周りの理解と支援のおかげであきらめずに続けられたことに感謝しています。
MOTを学んで身についたこと
立命館MOT研究科では、実際に起業された先生方やビジネスの現場で活躍しておられる先生方から実践的な授業を受けることができると同時に、課題の中でさまざまな文献から理論的な枠組みの理解を身につけ深めることができました。
進学を検討している方々へのアドバイスやメッセージをお願いします。
「求めよ、さらば与えられん」です。