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高2FT 滋賀医大医療基礎セミナー夏期特別実習を受講しました

2019.08.05

 8月2日、高校2年生フロンティア(FT)コース生が滋賀医科大学にて【医療基礎セミナー夏期特別実習】を受講しました。
 午前中は滋賀医科大学 伊藤靖准教授によるインフルエンザウイルスについての講義と、バーチャルスライドを用いた実習でした。講義では“One World, One Health”というキーワードのもと、「ウイルスは様々な媒体を経て感染していく。人類の感染症を予防するためには、自然界・人間界等と分けて考えるのではなく、人間・動物双方の健康について考える必要がある」ということを学びました。実習ではウイルスがどのように肺に感染しているのかを顕微鏡で確認しました。
 午後からは滋賀医科大学 杉原洋行教授によるがんから見た医学講座を受講しました。 「がんは人間の素晴らしい進化の過程でどうしても生まれうる負の部分であり、細胞が進化し続ける限り、がん細胞の発生を止めることはできない。」という言葉がとても印象的でした。また「がん細胞は私たちの細胞が体内で遺伝する際に進化して発生した、いわば新しい『種』。そのために生じた腫瘍は『新生物』と呼ばれるのだ。」という先生の解説は大変わかりやすく、その名前の由来に全員が納得していました。その後の実習では実際に新生物を見て、正常な細胞との違いや、がん細胞が壊死している様子を顕微鏡で確認し、「なぜ径10センチのがんでヒトは死ぬのか」を顕微鏡に映し出された画像を見ながら理解することができました。

 各講座終了後、滋賀医科大学医学部付属病院内を見学させていただきました。救急科、小児科、技能訓練室、放射線科で実際に働く先生方から使用機器やヘリポートなどの施設についての説明や解説を受けました。初めて見聞きすることばかりで、生徒たちは驚きと納得の連続でした。机上の授業だけでは決して体験することのできない貴重な機会を得、生徒たちは医学の知識だけでなく、最先端の研究や治療に携わる「医療人」としての姿勢や、学問との向き合い方を真摯に学んでいます。本講座もいよいよ折り返し地点。大学選びや近い将来といった視野の狭い話ではなく、一人ひとりの生き方を揺さぶるような、有意義な学びが続いています。