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中高 国語科公開研究授業大会を開催しました

2019.11.25

 11月22日(金)に国語科公開研究授業大会を開催しました。今年度は「思考力・判断力・表現力を育てる探究型授業の実現に向けた取り組み」というテーマのもと、研究授業と研究討議を行いました。日本各地から25名を超える先生方にお越しいただき、盛会裏に終えることが出来ました。

 研究授業Ⅰでは、川辺純子教諭が中学校3年生の教室で、井上ひさし「握手」を用いたディベートの授業を実施しました。「握手」に登場する「わたし」と「ルロイ先生」のどちらが主人公か? という議題のもと、生徒たちは双方に分かれ、身振り手振りや、手作りの資料を用いて議論を進めていきました。生徒たちは物語の構造や主題、モチーフなどから答えを導きだそうと、意欲的に取り組んでおり、白熱した授業展開となりました。

 研究授業Ⅱでは、太田知佳教諭が高校2年生の教室で、中島敦「山月記」を用いた対話と思考を交えた読解の授業を展開しました。「李徴は袁傪の哀しみに気付いているか」という問いを生徒に投げかけることで、従来の「山月記」の読みに揺さぶりをかけ、作品の読解により深みが生まれていきました。生徒は自分自身の意見を積極的に発言するなど、活気に満ちた授業でした。

 研究授業のあと、研究討議を行いました。立命館大学教職大学院から井上雅彦教授をお招きしてカリキュラム・デザインに関する議論を行いました。井上教授からは、新学習指導要領では単元や内容といった時間のまとまりとしてカリキュラムをデザインしていくことが大切である、しかし、その中でも1単位授業の中でどのように「課題解決的な授業」を展開するかが問われている、というお話をして頂きました。

 立命館守山中学校・高等学校の教員もSociety5.0の時代を迎え、学校の特色を活かした、新しい授業の在り方が問われている中で、井上教授のカリキュラム・デザイン論はとても刺激的でした。そして、この議論を通して、我々の今後の授業研究にも活かされるべき点であることを再認識しました。

 最後になりましたが、国語科公開研究授業大会開催にあたってご協力頂きました井上雅彦教授、ご来校頂きました先生方、誠にありがとうございました。