生命科学のグローバル化への対応を考える「第6回 関西4私大公開研究会」開催

2018.03.13 TOPICS

生命科学のグローバル化への対応を考える「第6回 関西4私大公開研究会」開催

 3月1日(木)、大阪いばらきキャンパスで、関西大学、関西学院大学、同志社大学、および立命館大学の生命科学系学部、研究科が取り組むグローバル戦略や今後のグローバル化の展開について考える「第6回 関西4私大公開研究会」を開催しました。なお、本研究会は、「生命科学部・薬学部10周年記念事業」の一つと位置付けられています。

 本研究会は、高等教育におけるグローバル化への対応が、社会のグローバル化の進展と共に重要性を増してきている中、関西に拠点を置く4私立大学(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)の生命科学系学部、学科、研究科が取り組むグローバル戦略や、今後の教育・研究のグローバル化の展開について考える機会として行われ、約50名が参加。教員による報告のみならず、実際に海外留学をした学生による体験談や、留学生による日本での研究活動についても発表され、今日におけるグローバル化への対応や展望について意見交換・交流を行いました。

 研究会冒頭、小島一男・生命科学部長は「グローバルとは、辞書によれば、国際化、世界的、地球的の意味があります。このうち、地球的には、環境問題、人口問題、食糧問題等、いわゆる国連の持続可能な開発目標SDGsの観点も含まれてくると思われ、従って、ここには生命科学やサイエンス、テクノロジーの理系専門分野が深く関係しています。本研究会が、大学間の連携のきっかけとなり、共同研究等さまざまな連携の具体化に進展するのではないでしょうか」と期待を述べました。

 研究会では、本大学の学生代表として、戸簾隼人さん(生命科学部2回生)から「高大連携を活かしたステップアップ型グローバル人材育成事例」と題し、戸簾さんが過ごした学生生活の様子や、高大一貫教育での学び、4年間の学生生活の中で活用してきた大学でのプログラム、そして、正課外活動で取り組む発展した学び(大川活用プロジェクト)についてレクチャーがあり、生命科学部で学んだ基礎をベースに、グローバルに活躍する学生の姿勢について、参加者らは耳を傾けました。

 各発表の後には様々な質問や意見交換が飛び交い、有意義な公開研究会となりました。

会場の様子
会場の様子
小島一男・生命科学部長
小島一男・生命科学部長
戸簾隼人さん(生命科学部4回生)
戸簾隼人さん(生命科学部4回生)

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