立命館大学は、6月12日、国際学術交流の促進を目的として、米国・コーネル大学と協力協定を締結しました。
 コーネル大学は1885年に創立した米国でも有数の私立研究大学で、QS世界大学ランキング14位にランクインしています。これまで、立命館アジア・日本研究機構(※1)とコーネル大学マリオ・エイナウディ国際学センター(※2)との間で、国際カンファレンスの開催等の研究交流を深めてきた結果、今回の協定締結が実現しました。
 本協定の締結により、本学は、コーネル大学に本部を置く国際的な研究ネットワーク「Meridian180」(※3)を核とした研究交流に参画します。
 協定締結式において、吉田美喜夫・立命館大学長(立命館アジア・日本研究機構長)は、Meridian180をはじめとするグローバルな研究ネットワークへの参画を通して、研究・教育をさらに世界水準へと高めるための取り組みに尽力していきたいと挨拶しました。
 宮崎広和・コーネル大学マリオ・エイナウディ国際学センター長は、両大学の交流は個人レベル、草の根レベルからスタートしたことを紹介されました。コーネル大学、東京大学、慶應義塾大学、梨花女子大学(韓国)、ニュー・サウス・ウェールズ大学(豪州)が中心となるMeridian180に、多くのエネルギー溢れる研究者を擁する本学が新たに参加することに対する大きな期待を示されました。
 立命館大学では、このたびの協力協定締結を契機として、研究活動のさらなる国際化を目指していきます。

(※1)立命館アジア・日本研究機構は、「アジアを中心に世界の未来創造に貢献する学園」創造の推進母体として、アジア研究を行う研究機関を繋ぐ結節点(ハブ)としての役割を担う研究機構として、2015年12月に設置されました。本機構は、立命館大学学長が機構長を務める全学横断的なアジア・日本研究者の所属組織であるとともに、世界各地から研究者が集うアジア研究のプラットフォームとして機能しています。
(※2)コーネル大学マリオ・エイナウディ国際学センターは1961年に創設、国際的な研究活動におけるハブ拠点として機能しています。
(※3)Meridian180は多言語での政策提言・研究成果発信を行うオンラインのプラットフォームであり、世界39ヶ国から800名を超える研究者・実務家等が参加しています。

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