左から吉田総長、長田理事長、イドリス高等教育大臣、チェ・カマリア夫人

マレーシアのイドリス高等教育大臣が立命館を訪問

談笑されるイドリス大臣とチェ・カマリア夫人
談笑されるイドリス大臣とチェ・カマリア夫人
イドリス大臣と意見交換をする長田理事長、吉田総長
イドリス大臣と意見交換をする長田理事長、吉田総長

 2015年12月17日(木)、マレーシア高等教育省からイドリス・ジュソ高等教育大臣が、長田豊臣理事長と吉田美喜夫総長を表敬訪問しました。

 学校法人立命館は、日本政府とマレーシア政府の協力に基づき2011年9月に開校したマレーシア日本国際工科院 (MJIIT: Malaysia-Japan International Institute of Technology)のカリキュラム策定、日本人教員の派遣、そしてMJIIT教職員に対する大学管理運営研修にかかわる支援を行ってきました。イドリス大臣一行の訪問は、4年余りにわたる立命館大学の貢献ともかかわって実現されたもので、長田理事長、吉田総長らとの会談は終始和やかな雰囲気で行われ、マレーシア高等教育機関と学校法人立命館との間での更なる関係強化で一致しました。

 表敬訪問の席上、立命館からは、日本の高等教育情勢やアジア太平洋地域でのグローバルな連携にかかわる取組みが紹介されました。特に、立命館大学で新たに設置される、「立命館アジア・日本研究センター」の展開において、マレーシアを含むアジア諸国との共同研究の必要性と可能性について積極的な意見交換が行われました。

 イドリス大臣は、高等教育省が2015年4月に策定した「マレーシア高等教育実施要領2015-2025 (Executive Summary, Malaysia Education Blueprint 2015-2025 (Higher Education)」に基づくマレーシアの高等教育の革新的な取組みとして、大学の前半2年間をキャンパスでの教育、そして残りを2年間の産業界・プロフェッショナルな環境で学ぶ斬新なプログラムを導入したと発言。同時に、これまでも取り組んできたASEAN各国内の単位を認めるAIMSプログラム (ASEAN International Mobility for Students) 等の活用で、日本との間でも更なる学生交流を拡大・発展させたいとの意向を表明しました。

 立命館学園は、今後、マレーシアをはじめとするアジア諸国とさらなる協力関係の発展を目指し、教学支援、職員研修、学生・研究交流等の施策を推進していきます。

イドリス大臣より記念品を受け取る長田理事長
イドリス大臣より記念品を受け取る長田理事長

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