「スポーツ」を超えていけ

 11月14日、サピアタワーステーションコンファレンス東京にて、立命館アカデミックセンター主催「Beyond Sports Initiativeフロンティアメイカー育成講座」の開講式および第1回講義を開催しました。

 本講座は、変化の激しい現代にあって組織や社会に新しい潮流を産み出せる人財=「フロンティアメイカー」を目指すビジネスパーソンを対象に開講するもので、第一期の今年度は2020年度東京オリンピックなどで注目されている「スポーツ」を切り口に、スポーツ業界で革新を起こしている企業でのフィールドスタディ、ワークショップ、講義から構成されています。

建山和由・学校法人立命館常務理事
建山和由・学校法人立命館常務理事
善本哲夫・経営学部教授
善本哲夫・経営学部教授

 開講式では、コーディネーターを務める建山和由・学校法人立命館常務理事の挨拶の後、講座企画・設計にあたったプログラム委員の紹介および受講生全員による挨拶等を行いました。開講式終了後、第1回講義として、長積仁・立命館大学スポーツ健康科学部教授、善本哲夫・同経営学部教授によるイントロダクション講義を行いました。
 長積教授は、なぜ現代にフロンティアメイカーが必要なのか、スポーツ(ビジネス)の現状と可能性について講義を行いました。善本教授は、AIやIoT技術などを通じて加速度的に進行する超スマート社会に求められる人材や、想像力と創造力を有した人材(=フロンティアメイカー)の重要性を、具体的な事例をあげながら講義しました。

 当日は、スポーツ業界のほか、金融、情報通信、メーカー、フードサービス、公的機関など多業種からなる受講生30名全員が出席し、熱心に講義を聴講されていました。

 本講座は、2019年の3月まで、千葉ジェッツふなばし(Bリーグ)、データスタジアム、アシックス、D-SHiPS32をテーマにした「レクチャー」と、既成概念を壊し新たな価値を創造した“フロンティアメイカー”による講義「思考法」からなる全10回の講義を行い、3月の最終日には、これらの学びを通じて検討されたビジネスアイディアをもとに、受講生らがビジネスプレゼンテーションを行う予定です。

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