2018年12月1日（土）大阪いばらきキャンパスにおいて、「立命館大学学生ベンチャーコンテスト」が開催されました。このコンテストは、大学発ベンチャーの創出と起業家精神の育成を目的として2004年から実施されており、今回で15回目の開催となります。
　本コンテストの特徴は、他大学の学生にも門戸を開いている点にあり、今年度も全国の大学から応募がありました。応募に先立ち、応募者はスタートアップのプロたちによるメンタリング、ワークショップ、セミナーを経て、最終審査会に臨みます。コンテストでの経験や審査委員からの助言を踏まえて、今後のビジネスを自ら切り拓いていくこととなります。
　最終審査会に残った8チームからは、一例をあげると、低コストで導入・運用できるBLEデバイスを用いた高精度な屋内外位置測位システムをベースとした“Fantableシステム”をコンサート会場に導入し、来場者の利用価値を向上させるビジネスプランが提案されるなど、いずれも斬新な着眼と構想を持ったビジネスアイデアが発表されました。それぞれの発表プランに、審査委員から多くの質問や支持が寄せられ、今後の具体化と実用化が期待されます。

（各学生チームの発表概要）
https://www.ritsumei.ac.jp/research/vc/pastcontest/2018/team.html/

（審査委員コメント）
https://www.ritsumei.ac.jp/research/vc/pastcontest/2018/judge.html/

　また当日は、アップル日本法人代表取締役としてスティーブ・ジョブズ氏と共に日本でのAppleブランドを復活させ、現在は株式会社リアルディア代表取締役社長の前刀禎明氏講演会を同時開催しました。前刀氏より、学生に目標を持つことの重要性を語っていただきました。