第14回「平井嘉一郎研究奨励賞」ならびに第3回「平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞」の授与式を開催

 11月20日(金)、衣笠キャンパスの平井嘉一郎記念図書館にて「第15回平井嘉一郎研究奨励賞」の授与式を、新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催しました。

 平井嘉一郎研究奨励賞は、ニチコン株式会社の創業者として社業の発展に努められ、同社前代表取締役会長、名誉会長として、地元京都はもとより、我が国の工業会の発展に貢献された 故・ 平井嘉一郎氏(本学法学部 1940(昭和15)年3月卒業)のご令室 平井信子様のご厚意により、本学法学研究科ならびに法務研究科の大学院生の研究を奨励することを目的として2006年に設けられた賞です。

 式典では、仲谷善雄・立命館大学長より受賞者に祝辞が述べられ、賞状を授与。平井信子様より副賞として目録が贈呈されました。その後、「平井嘉一郎研究奨励賞」の5名の受賞者から挨拶や、平井信子様から受賞者に対する祝意と励ましのご挨拶を頂きました。授与式の最後には、森島朋三・学校法人立命館理事長より受賞者への祝辞と長年ご支援を賜っている平井信子様への謝辞が述べられました。

 立命館大学大学院法学研究科1回生の中辻翔太さんは、「現在、私は人権保障のあり方についての研究、とりわけヨーロッパにおける人権保障のあり方に興味を持っています。今回の奨励賞の受賞を機に、海外の文献を中心により一層研究活動に注力し論文を書き上げ、日本だけでなく、国際的な視野を持った人材として、社会に貢献したいです」と研究への意欲が述べられました。
 また、立命館大学大学院法務研究科2回生の松本健大さんからは、「新型コロナウイルス感染症の状況下でも勉学に励むことができることに感謝しながら、司法試験合格に向けて勉学を進めています。将来は、地方都市でオールマイティな知識を持った弁護士として活躍したいと考えており、そのために、法学以外の勉強にも力を入れ、さまざまなところにアンテナを張り、学び続ける人材になりたい」と今後の抱負を述べました。

今回の受賞者(敬称略)
【第15回(2020年度)平井嘉一郎研究奨励賞】
西畑佳奈(立命館大学大学院 法学研究科博士課程前期課程研究コース2回生)
笹川遥平(立命館大学大学院 法学研究科博士課程前期課程法政リサーチ・コース1回生)
中辻翔太(立命館大学大学院 法学研究科博士課程前期課程法政リサーチ・コース1回生)
迎華実 (立命館大学大学院 法学研究科博士課程前期課程リーガル・スペシャリスト・コース1回生)
松本健大(立命館大学大学院 法務研究科法曹養成専攻専門職学位課程2回生)

仲谷善雄学長
仲谷善雄学長
授与式の様子
授与式の様子

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