大阪、京都、兵庫、東京の4都府県に発出されていた緊急事態宣言は、愛知、福岡を加えて、5月31日まで延長されることが決まりました。立命館大学は、新型コロナウイルス変異株の感染力は強く、若い世代にも多くの感染者・重症者が出ていることを踏まえ、改めて強い危機意識をもって対応する必要があると受け止めています。本学は、学生と教職員の生命と健康、そして安心・安全を第一に、十分な感染予防のうえ、教育と研究を継続することを基本方針として、以下の対応に取り組みます。

１．授業・課外自主活動について
　立命館大学は、5月7日に緊急事態宣言の5月31日までの延長が発出されたことを踏まえ、BCP活動レベル３を5月31日まで継続します。
　なお、これに伴い原則オンライン授業としている現在の授業形態を６月６日まで継続します。課外自主活動も同様の取り扱いとします。それ以降の取り扱いは５月末に決定する予定です。
　＊感染拡大状況や政府・自治体の要請を受けて途中変更することがあります。その場合はHPにて告知し、授業の取り扱いはmanaba+Rに掲出します。

２．新型コロナウイルス変異株への感染防止対策を徹底してください
　新型コロナウイルス変異株が感染拡大し、若い世代における感染が高い比率を占めています。変異株の感染力は従来の1.5倍とも言われており、「3つの密」が揃う場でない状況においても感染する事例が見られています。今まで以上に警戒を強め、感染防止対策を徹底してください。
１）不織布マスクの着用を推奨します。マスクは正しく着用してください。
不織布マスクは飛沫の拡散や吸引を防御するうえで優れていることから、不織布マスクの着用を推奨します。また「鼻出しマスク」は鼻からの飛沫吸引につながります。マスクは鼻・口を隙間なく覆う、正しい装着をお願いします。
２）マスクを外す機会、時間を最小限にしてください。
３）変異株への対処は基本ルール（マスクの着用、三密の回避、フィジカルディスタンシング）を徹底することです。
４）食事は「1m以上間隔を開け、向かい合わず、黙食する」を徹底してください。
食事の際の会話が大きな感染リスクとなります。マスクをとる最大の機会は、食事です。食事にあたっては、キャンパス内、クラブ活動はもちろんのこと、複数で食事をとる場合などは、どこであっても、「1m以上間隔を開け、向かい合わず、黙食する」を徹底してください。会話は食事のあとマスクをつけて行ってください。
５）コンパ、懇親会、下宿等での友人との食事や飲み会、宿泊、屋外公園など公共の場所での友人等との飲食、ゼミやサークル活動などでの飲食をともなう集団での懇親会は行わないようにしてください。
６）手洗い・手指消毒をこまめに行ってください。食事の前、トイレの利用後、外出後など、徹底しましょう。
７）体調が悪い、発熱症状があるときは登校を控え、大学の保健センターまたは近隣の医療機関に電話で相談をしてから受診してください。
８）以下の場合は必ず大学、学校に連絡してください

３． キャンパスの利用について
　キャンパスは原則としてこれまで通り利用することができ、窓口も開いています。学生のみなさんは引き続き感染対策をしっかりとって、授業や研究活動、学生生活に取り組んでください。なお、利用に際しては、感染防止対策の徹底をお願いします。各施設の利用にあたっては、開設時間などについて下表のHPリンク等で確認してください。

＜授業、課外活動支援、国際交流、留学生、留学制度、就職などに関する相談・問い合わせ＞
お問い合わせページをご確認ください
https://www.ritsumei.ac.jp/inquiry/

＜新型コロナウイルスをよく知り、感染防止に役立てましょう＞
正しく恐れて教育研究・学生生活を充実させよう―新型コロナウイルス感染症（2021年2月15日）
新型コロナウイルスを防ぐためのワンポイントレッスン（2020年8月7日）